ぼく に は わ
かる 、
きみの かわい とこ
が 、
何処かで 失われた
ないぶが
表皮の裏側で
うずくまって いる
と
いう こ と が
どこにも行きつかない
列車 は終わりなく
走り続けるが
おまえの内部は
終着点で
ただ おまえ自身
を 待っている
ずっと 待っているが
だれも来ない場所
に
誰もいない駅で
、
偽りの表皮に覆われた
、
いつかの
日々が
ひび割れた
窓ガラスに
映る
止まり木
が、
二億年後 に、
再生することを
明日が来る事を
待っている
と いう事、が
𝗴𝗼𝗼𝗱𝗯𝘆𝗲 𝟮𝟬𝟬 𝗺𝗶𝗹𝗹𝗶𝗼𝗻 𝘆𝗲𝗮𝗿𝘀
降らない雨が
ふりしきるゆきが
降り続ける 日々に
*