ひだかたけしの「あまだれ一夜」を読む
室町

まず一連目の韻律のこれは何だ?
薬中でもあるまいに
シャブでもやって大股開きのように弛緩した
この韻律。
ありえないだろ。
中学生でもといっては中学生に失礼だが
というより申し訳ないがここに投稿されている
みなさまがたの型にはまった退屈な雑文より
中学生のほうが
よほど初々しい爽やかなほんものの詩を書く。
こんな五七調の 頭が空っぽのリズムなんか
絶対に中学生の覚醒した 鋭敏で柔軟な心から出てこない。
そうだ自称詩人だ。
自称詩人ですらこんな韻律はなかなかに書かない。
死にぞこないだから許してくれ?
ふざけるな。
内容も拙劣だが
内容なんかどうでもいい。詩は韻律が命だろ。
ふつうわたしはもうこの一連目の脱糞のような
姑息で腐った吐き気のするほど脱力した音韻だけで
目をそむけてあとは読まない。


でもあえて罵倒する。
田中修子という亡くなられてもう声を出せない方
批判も抗弁も出来ない方の名を持ち出して
なにが

  あなた 限りなく無防備に開かれて


こんなことを書いて恥ずかしくないのか。
罵倒されたくなければ罵倒されるような雑文を
書くな!
死にぞこないであることなんか何の弁明にもならない!
死者は美しく飾られなければならない。
なんだこの汚穢の底にへばりついたようなせりふは。
最後までだらけた韻律を垂れ流し

  あなた 限りなく無防備に開かれて

はぁ~? 
限りなく無防備に開かれているのは書き手の頭だ。
精霊となった
田中修子氏をこんなところで辱めるな。
おまえらほんといい加減にしろ!

 


散文(批評随筆小説等) ひだかたけしの「あまだれ一夜」を読む Copyright 室町 2023-05-17 05:31:07
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