捨て石(改訂)
ひだかたけし

この世での光は消えてのち
また射す光、止めどなく

覚悟せよ
全ては〃進化〃の時流に乗り

大地が割れる感触を
肉に刻んて進み行く

この世に在る限り
この世での光は消え去って
幾億光年の記憶と化す

今日も忙しく立ち働く
愛しい君の
手の温もりを追い

僕は捨て石になるだろう
剥き出し曝され喜んで
僕は捨て石になるだろう

また射す光、浴びるまで









自由詩 捨て石(改訂) Copyright ひだかたけし 2020-03-27 04:14:32
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