響き
まみ


かき集めた夢が毎夜散ります
昼間は部屋の片隅で
ガラクタの中で縮こまります

体が強張るのです
リズムを鳴らして和らげてください
喉が渇くのです声が出ません
どうか音で潤してください

手を伸ばしたら
あなたに触れられるでしょうか?
それも儚い願いです

手のとどかないものを
どうしてよいのか・・・




自由詩 響き Copyright まみ 2019-01-10 04:59:55
notebook Home 戻る  過去 未来