ガンジャコーク
虹村 凌

己の中の血がどうだとか言って悲観する奴は嫌いだ。
それを見て(知って)一緒に涙するような奴も嫌いだ。
カムもできねぇような腰抜けも嫌いだ。






だったら認めさせろ。それが全てだ。
チカラが全てだ。生きていく上ではな。
そして気に喰わない奴等は蹴散らせ。
己の正義の全てを懸けて、そいつの精神を殺せ。
それが生きるって事だ。




そんな事も出来ない、甘ったれた国だ。俺の国ってのはな。
競争もしねぇ、みんなが一等賞?ふざけんな。
一等は一人だけだ。
世界にひとつだけの花?
冗談じゃねぇ。そこらへんに咲いてるだけじゃねぇか。
見えなきゃ意味が無ぇんだよ。

クソったれた世の中だぜ




だがしかし
そのクソったれた世の中で
俺は幸せに生きているのだ。
死にたくないと思える程、幸せに生きているのだ。

毎日、やるべき事があって、
毎日、笑える事があって、
毎日、コークやガンジャの匂いを嗅いで
毎日、喰えるだけのピッツァやハンバーガーを喰う



クソったれているのも悪くないが
ここで終わる気だけは無いね


自由詩 ガンジャコーク Copyright 虹村 凌 2005-03-09 23:07:06
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