ぽいずん
虹村 凌

雨が降っています。
粉のような雨が、とても幻想的です。

クソみてぇに切羽詰まって、喚きそうになりながら。
俺は留年しないように、勉強している。
「テストなんか要らねぇ」っつっても、学校は要るのだからね。

死ぬ事は恐い。
出来るなら死にたくない。
けれど、5つ隣の部屋で銃が見つかったりすると、何だか、ね。



「言いたい事も言えない こんな世の中じゃ ぽいずん」



雨が降っている。
即興詩を書いてみる。




勉強、するか。


自由詩 ぽいずん Copyright 虹村 凌 2005-03-09 02:01:12
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「うにいくら丼」