父と雷門で
番田 


私は父の後を歩いた
そして 目も当てられないぐらい通りは快晴で 
何かこの店の名物らしく独特の味がした 
今日 私は 父とどじょうを食べた


私は時間に間に合った 
誰に会いに行くにしても 私は
ギリギリで場所につくようなことはするべきではないのだが 
浅草には 知り合いがいたから 慣れていた 


彼は年上だが結婚して子供もいた
二年前に会った時は しかし 子供はいなかった 
彼は結婚願望がありツヴァイで出会った 
神奈川の女と 今は 暮らしている


私は父に会いに出かけた
しかし 電車に 乗って
私は途中で乗り換えを間違えて そして
二倍の時間を食ってしまった


自由詩 父と雷門で Copyright 番田  2016-07-03 20:05:39
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