点灯
たけし

森の木漏れ日、揺れ
光の斑点また斑点 
それぞれの陰影を穿ち浮き上がり
あちこち異様に懐かしく
輝いている
響いている
感覚、奥まり次第に消え
光あるのは私の内
響き
残響し
木霊の群れ
戯れ伝え明かすモノ


森の木漏れ日、今年もまた
夏は訪れ
新た新たに揺れている


自由詩 点灯 Copyright たけし 2015-07-15 21:19:41
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