地球人である縁
朝焼彩茜色

一人の地球人として育てたい
私の子供であり 一人の地球人である
属していて属さない 個人と集合の瞬きすれば消えそうな交差点で
対等に 重んじる礼儀を DNA以外でも伝えていく

時の流れなんて早い遅いではなく確実に進むものだから

一人の地球人として育つのに
私の第二の人生が始まるのに そう遠くはない

私を選択してくれてありがとう
私も学ばさせて頂きありがとう

対等に水平線を見つめるようにしか 君を見ないよ

私の子共であり 最愛の人の子供である
そして一人の地球人である

魔訶不思議なこの星にようこそ
私を選択してくれてありがとう
私も学ばさせて頂くからね

人生なんてと簡単に言葉に吐けないくらい
人生を蒼穹で囲ってあげたい

対等に縁を育んで生きたいと私は思う
いつか君が私を選択した理由を互いに解ければいいね
解かなくても 黄金の待合室の掲示板に記されているはず

それを生まれた瞬間に忘れてしまうできの悪い地球人たち
だから せめて 一人の普通な地球人として育てたい



自由詩 地球人である縁 Copyright 朝焼彩茜色 2014-05-29 17:00:55
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