蛍の光は　ブルーノート　ラプソディ
またたくまに　いちめんに連絡を取り合い
思いのたけの　いのちの一陣の　すいみゃくを
はしゃぐように　かわもも　橋も　光で覆う

おおわれた　わたしや
おかしみの　あなたや
おんなや　おとこや　えらいおとな　ばかなひと　そんなこと
おもしろいくらいに　どうでもよくて

闇夜が　どんどんふけてゆき
かえるが包接する姿を　まじまじと見ている
まんまるい目の　こどもたちが　わたしを見る

これってセックスなの　と　問うてくる　きみらって蛍だろ
だって　まぶしいよ　こころがそよぐよ
ひかりが　そろいもそろって　みんな　ゆれている