埼京線の中で書いた詩
番田 


目覚めたばかりの目から
不意に落とされた 心は
静かに立っている 床の上にある 僕は 
ぼんやりと思いのままに立たされている
そして僕は立っている そこに
海の 波が光った そこにいることだろう 
海水につかって 
不幸な人の 誰もいない 世界を 思っていた


あまり自分の人生ではよいことはないと思う
これから生きる 未来はどうなることだろう
何も未来のない 悲しい 便利さの中で
荷馬車を押して心の中をさまよい続ける



自由詩 埼京線の中で書いた詩 Copyright 番田  2014-02-13 00:56:21
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