粗末な怒り
朝焼彩茜色

どうでもいい出来事に 一日経過しても怒りは静まらない
しらけた怒りではなく シリアスなんだ何時だって

 アタシは直立不動な精神性を持っている 腹の複式呼吸の部分に

新聞の勧誘のアタシを人間と思っていない 下劣極まりないセールスという名の
押し売り 法に招きますよ 苛立ちの声のトーンの急激な下がりにも 

空気読めない それはふりですか 大脳辺縁系が鈍ってますよ

粗末な品の通りの粗品でアタシを釣るつもりですか 馬鹿にしていますか
さほどの人間模様の経験値の低さ 哀れです

 アタシは時間でどうにもなりますが 他の方々はどうでしょうね

人が違えば 殺さねかねませんよ と言っても伝わらないでしょう

たかが新聞の勧誘に あの玄関で 怒鳴っても良かったんですよ
ただ 相手は男 万が一の逆切れが 恐ろしく怖い 家には一人
空手を何度も習おうとした こんな時に備えて・・

アタシが甘かったかしら アタシが甘かったかしら

お客様相談センターにクレームを言ったけれど
一日経過しても怒りは静まらない

 アタシは時間でどうにでもなりますが・・・・・ 

一番苛立つことは この出来事の意味をまだ読み切れていないこと
招かれざる客を招いた 心の隙間に羞恥を感じる

たかが新聞の勧誘に 恐ろしくミジンコじみた ナノ位の穴を
グッサグサに刺している

こんなにも不愉快にさせた粗末な輩に 絶対に近づけさせないオーラがまだ
出せていない

それが最も恥だ


自由詩 粗末な怒り Copyright 朝焼彩茜色 2013-08-29 14:58:02
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