真心の陽
朝焼彩茜色

心を揺さぶり腑に流れてゆく 真心の陽
そこまでの手ぶらの素足の 足らずの清い幼さ

空と同じ光に映える雄飛を醸す ゆっくりと瞬きを繰り返す
表 表 表に

これが息を嗜みながら 笑顔と至福の金字塔
手のひらを表 裏 表 裏にひらひらキラキラさせる

十色の妖精が降りてくる 目の合う必然に偶然とさよならする

空の向こう 光が母のように雌伏のエッセンスをそっと知らせる
待つ 待つ 待つと

大人の天使の影が伸びる 西陽の漲る 悲しみから突破する理に叶う(適う)
息を導きながら 互いに導き 笑顔と至福の 真心の陽


自由詩 真心の陽 Copyright 朝焼彩茜色 2013-08-13 00:23:29
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