ねずちゅうが何故にわたくしの指に反応するか?
ドクダミ五十号

 本意として巣箱は天井が取り外し可能にしてある

開けてみる 開けた事は 光感知に 鋭敏な おめめによって 即ち 感知される

そこに 指と言う 感覚器官であり 創造も成す 肉体の一部を 下ろす

色は様々であるが ねずちゅうであるに 代わりは無い

哺乳類の指が 何故に 5 であるかは 謎 だが

それが 視力として 不十分な この生き物に 備わっている

指に来る まずは 鋭敏な嗅覚 続いて これも鋭敏な耳

そして 哺乳類の 進化や 存続を 表す 「おてて」

前肢 だよ 

これはアマガミされる事もある けれども 「おとうちゃんですよ」の

気味悪い呼びかけとは 全く無縁に 指と その持ち主を 受け入れる


生存ととわたくしを 混同してる? 「いいえ」 に近い 仕草を

掌でされてもなあ・・・ 結論として 「わかりません」 と

述べます


自由詩 ねずちゅうが何故にわたくしの指に反応するか? Copyright ドクダミ五十号 2012-12-12 12:43:36
notebook Home 戻る  過去 未来