驚き
プテラノドン
それでも困るやつはいない。
ビルの踊り場にモップが散乱しているくらいじゃ。
そのかわりに、掃除用具のロッカーの中を
想像していただきたい。ガムテープでぐるぐる巻きの警備員か、
同僚たちのつまらない情事か―案外、扉を開けたら
シャワー室かもしれない。なんせぼくは今、汗をかいている。
息もつかせず抗議してきたのだから。
躊躇なく、掃除用具入れを蹴飛ばすことだってできる。
そして皆さんに覚えておいていただきたいことは、簡単だが、
つきとばすのが一番ってこと。
自由詩
驚き
Copyright
プテラノドン
2012-07-19 23:08:29
縦