ネット詩
アラガイs


誰も見ていないところで河原の小石を拾う
誰も見ていないところで河原の小石を投げた
誰かに当たればいいと思う
あなたに当たればいいと思う
誰かに当たらなければ意味がない
あなたに当たらなければ意味もない
誰かが見ていると死んだふりをして
誰も見ていないところで泣いたふりをする
あきらめたら入り口は拡がり
歩きだせばすぐに出口が見えてくる
(見えない昇る夏の朝陽はまぶしく
目に沈む冬の夕陽は闇に消された)
笑う、なんでもないような・・と線
ただことばだけが生きている 。












自由詩 ネット詩 Copyright アラガイs 2011-12-05 06:24:39
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