その年は「暮れ
アラガイs


冬に病むひとは夏を惜しむひとだろう
夜明けにみた星たちのきらめきが似ている
片想いのまま誰かに語りかけるそれは(嘘だから)
(嘘)と知りつつ生きている死人だから
試しに一筆で銀紙にはしらせてみよう
「ことば こ
こと ばこ と 」
(なんて
考えているだけで 不幸を呼び込んでしまいそうな僕たちは
し.//したくなったら
すぐ「れ 」です 。
と、明ける手前にぬけぬけときみに言ってみる 。








自由詩 その年は「暮れ Copyright アラガイs 2011-11-28 06:03:49
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