明日を信じて
ジム・プリマス


未曽有の災厄のせいで

全ては灰燼に帰した

荒廃に阻まれて

再生までは長い道程が必要だろう

しかし

僕には一縷の希望が見える

新しくやり直すことが出来るんだ

災厄は残った

一度、開いたパンドラの箱から

外に出てしまった災厄は

もう取り返すことは出来ない

でもそこから学べることはある

脱原発という

希望が残っている

そこから始めるんだ

その緩やかな一歩が

福島から始まる

日本から始まるこの流れが

たとえ緩やかだとしても

必ず世界を変えて行く

その明日を信じて

辛い今日を

全力で生きよう



自由詩 明日を信じて Copyright ジム・プリマス 2011-07-16 10:23:48
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