エポケーの歌(2)
生田 稔

 エポケーの歌 (2)

わたしはそれ以来考え続けた
新しい自分になって
何をしたらいいのか
心は清く、さらさらと流れ
どこにも悪いところはない
自分は新しい
自分は新しい
自分は何をなすべきか
あれからに二・三年考え続けた

そして今日一枚の絵が
それを教えてくれた
風水だ
それが学問と芸術の
行きつくところだ
学んだ全てのものに
風水を取り入れよう
大風水学を学ぼう
万物の由来するところ
万物の行きつくところ
その未来を創ろう

わたしも風水画を描こうそう思い立った
詩も音楽もそうだ
風水だ
水の流れる、風の吹く
山と川の流れに沿って
色彩や音色や
文章のリズム、体を動かすことや
何もかも
新しい風水学に
自分は生きよう
全てが風水にとり込まれ
動きだす新しい風水の道
その道をわたしは辿ろう。



自由詩 エポケーの歌(2) Copyright 生田 稔 2010-09-02 18:19:07
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