クラシック
みい

あなたののどからすくう
しぬほど、をていねいに並べて
かみ砕いていくたんびに
せかいに
しぬほど、がふえる
それ
また並べて
いっぱいにまみれながらの
しねないって、
リアルね


あなたの肌色はすっぱくて
かみさまの味がして、
クラシック

あなたの口癖に
あたしのぜんぶを

懺悔して
しまいたかったの

あなたの
足にできた肉刺をつぶして
あったかくなる

この
世界だけは
こうごうしいの



あたしの
これが最果てよ、って
冗談に
あなたは
なにか、おもいだしたように
泣く







未詩・独白 クラシック Copyright みい 2004-09-05 00:05:58
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