サヨナラの記憶。
狠志

夕暮れ、無邪気に手を振る。

それが、最後を教えてくれた。

そんな記憶。

僕は、誰ともサヨナラなんてしたくなかった。

みんな好きだよ。

だいすきだよ。

サヨナラの記憶、遠退いて。

君にサヨナラ。



僕にサヨナラ。



あと、何回待ってるでしょう。

夕暮れ、無邪気に手を振る君に。

記憶が、心をノックする。



自由詩 サヨナラの記憶。 Copyright 狠志 2009-07-02 23:48:12
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