空へ
kawa

重力は、うそだった
空へ空へおちてゆく


あれだけは、たしかなもの
と、
焦がれるように星をみていた
いつのまにか
二、三の星を確認するだけになった
空よ
僕にも信じたいひとができたよ


(安心してください。ものすごい勢いで、森が生長しています)


街のあかりが遠くなって
どんどん暗くなる
こんなたくさん星のあったなら
もっと見ていたらよかった
ああ、ステキだ
どこへ向かうんだろう


空へ空へおちてゆく
空へ空へ
空へ空へ空へ




自由詩 空へ Copyright kawa 2009-05-24 22:47:33
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