スペイン #3
《81》柴田望

《《《きみとすれ違うたびまるで手の届かないものに手を伸ばしている感じだ》》》

現代の水道の蛇口が、すこしくらいは視神経のベッドから

水の三重点の養分
水の三態 は火の夢がおろした
氷のやうに足を斜視ですずろぐ
浴室の細胞内の物質代謝の媒体に急ぐことはない
砂漠の生存スルハズはハミングしている

根拠の一つ
猿の
鮮明な視覚に重すぎた噴きこぼれる
それが重要な要素の
春のわたしは華麗なの
化学反応の場とおくから水素と酸素を電気火花のナンキョクオキアミが怖れる

穹窿にきざはしの天使となってのも
床暖房装置、かき氷、かち割りと
水筒も新しい
昆虫の眼に泊に耳にしたしか
関連項目が
数ある置き海や湖沼
50 フェムト秒以内のあいさつなさい
モーリス・ラヴェルと
徴が
あらがいがたき
存在する場所

超臨界水を白い水に流す
赤い瞳に白い生物の生育や熱の循環に裏切られていく
夜盲症の骨は繰り返す
視細胞層にニュートリノ検出だ
音楽の少年が一意に求める

雪の結晶
色分解能はおまへ
重要な要素に音もなく医学的には脱水と呼ぶ
白のぬくぬくと
はじまる

水素イオン(正確にはオキソニウムイオン)と生活用水に晴れやかな物質の形状・色です
タオルを水分を起ち
位置エネルギーの利用 をひといろ封じてきた
法則の固体は氷、液体は水、気体は水蒸気を用いて


自由詩 スペイン #3 Copyright 《81》柴田望 2008-09-26 22:52:18
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