あいだよあい
鎖骨
おおきな掌に
染みこめずに零れた憧れる思いは
小さな波紋をつくる波になり
それは透きとおっており
言葉も理性もみずからを恥じて押し黙るほどに
透きとおっておりまた鋭く
それはまさしくこれと同じ
をうしろから殴ったこの手のなかの
握られた割れたビール瓶の反射
また爽やかに朝がくるね
自由詩
あいだよあい
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鎖骨
2008-08-21 02:18:25