青い実
鎖骨


詩の代わりにアルコール
僕も青い実だったよ
週日は懸命にはたらいて
染みた汗水土日に流す
そんなことを夢見ていた
それは本当に夢になった
一枚の紙と隠れていた軋轢
狂ってしまった人の言動
そこかしこに降り散った、
小さい礫で塞がるんだ
知りもしなかったし知りたくもなかったけど
変われないと思う僕に誰も替われない





この暮らしの先に何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が
何があると言うんだい
誰かに出会って幾許かの時間を共有して君と呼べるようになってそれから
更に時間を経て名前を呼べるようになってその目を昼夜あらゆる時間に見つめて
何かを得たようなつもりになってそれから何が何が何が何が何が何が何が何が何が
その髪にこの掌にその瞳にこの瞳にその喉にこの耳にその胸にこの骨に肉に肉に
何を見て感じて映して聞いて見て言って得て与えて奪われて時間をそれから
何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が何が
何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に何処に
何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故
こんなことを思ってそれだけでなく打ってしまっているのか


























自由詩 青い実 Copyright 鎖骨 2008-07-09 00:37:20
notebook Home 戻る  過去 未来