光まとい
石瀬琳々

蜘蛛の巣──繊細に張りめぐらせたレースの装飾
怖いもの知らずの蝶が飛び込んで
ゆれる ゆれる

蝶の羽も絡まる糸も光っている
ゆるやかな午後の陽に なお光を保ち




自由詩 光まとい Copyright 石瀬琳々 2007-05-22 14:31:36
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夢のあわい