「文学極道」への弔辞(再校正済み編)/室町 礼
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- りつ 
再び読めて良かったです!ありがとうございます。
(しかも、これは消さないという意志表示まで)

とても面白いです。しかも実践的だし。
ふと、思い出したのが、ホロウ・シカエルボクさんの詩の技法です。
彼の詩では、ワンフレーズでのことばの変換は行われないのですが、自分の思考を詩中で、何度も破壊・再生させていくのです。
私も真似て、やってみたのですが、とてもスリリングでした。

拙いですが、後程載せてみますね。
- 鏡文志 
- 洗貝新 

陽翳す(かざす)瞼の海峡を、
今日も汽笛が遠ざかる~

背伸びしてみる海峡を
今日も汽笛が遠ざかる~

背伸びしてみる海峡を~
確かに思いつかねえな。これは

フオルマリズムといえば僕や田中宏輔さんだね。
どうしても形式にこだわって優先させてしまう。
だからこそたまには散文も必要になるのだ。

陽翳す(かざす)瞼の瀬を曳いて
今日も艀が荷を運ぶ

陽翳す(かざす)瞼の手のひらで
今日も艀が荷を運ぶ

こっちのほうがいいな。後は何処の港にするか


陽翳す瞼の手のひらで
負いた艀が荷を運ぶ


---2025/08/28 07:58追記---

---2025/08/28 11:48追記---

---2025/08/28 12:04追記---

---2025/08/28 16:10追記---
- 足立らどみ 
一見、知的に考察しているような文章ですよね。
私も最後のあたりで参加していて感じたことは
言葉の概念が身内の人間関係内で近親相姦されて
どれもこれも特殊(気持ち悪く言えば、いびつ)で
サイト自身が予定調和のがんじがらめになついて
ドロドロだなという感じでした。
室町さんがどのような参加者だったか知りませんけど、
過去はよく見えるものですよね。
- トビラ 
実生活ですかね。
- 田中宏輔 
 
作者より:
みなさま、お読み下さりありがとうございます。
文学極道の全作品を読んだことがなく大賞作だけですので
むしろ賞をとらない投稿作品のなかに
ほんとうは物凄いものがあったのかもしれません。
もしそうだとすればわたしの不徳の致すところです。
足立らどみさまがいうように
 言葉の概念が身内の人間関係内で近親相姦されて
 どれもこれも特殊(気持ち悪く言えば、いびつ)で
 サイト自身が予定調和のがんじがらめになついて
 ドロドロだなという感じでした。
というのはわたしがよくいう「煮詰まる」という情況を
あらわしていまして、
30年前には互いにネット空間で出会って初心で意見を
戦わした者がいつのまにか狭い数と狭い世界で交流を深
めてしまい、その関係図が複雑に入り組んでしまうと、
これはもうどうしょうもなく足立さまのいうように、
知り合い同士の「泥々の近親的な褒め合い」の場になります。
政治の世界も経済の世界も文学の世界もこの80年のあいだに
どろどろの関係図を作り出してにっちもさっちもいかない
世界をつくりだしてしまいました。詩壇もそうです。
わたしはこういう人間ですからこの30年、ネット投稿者と
外部で落ち合ったことが一度もなくなあなあの馴れ合いから
は身を引いていますが、
どろどろに煮詰まって来ると新人が入りにくい。あるいは
ちゃんとした批評(読者の率直な感想)が忌避されて
褒め合いになる。そうするともう終わりです。その終わり
を回避するためにビーレビやその他に投稿板が延々と
つくられるのでしょうけど、これがまた「ドロドロ」の
関係者ばかりがまたそこへなだれ込むのでもとの木阿彌です。
結局、現代詩フォーラムが一番気楽なのかもしれません。笑

---2025/08/28 09:51追記---

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