勾玉エロス/ただのみきや
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- そらの珊瑚 
- アラガイs 

長年煙草を吸入している人には覚えがある喉のつまりによる異常感。食べた物も嚥下し難くなる閉塞感。COPDが進行して手遅れになってはいけないので、先ずは加熱に切り替えましたが、それでもこの喉のつかえは取れない。たまにつまったようなものを飲み込んだりすると嫌な匂いを感じることがあります。匂い玉にエロス。ここでは対人による性愛的な表現もなされてはいない。何故エロスなのかと疑問が起こりますね。読めば先に述べたような詰まる。この閉塞感が言葉に変換されて意味を煙り巻いて誤魔化している。この誤魔化すという作用はアイロニーでもあり、諧謔的な意味の笑いでもある。それは語り手自身を含めた自虐的な行為を嘲笑する言葉のパロディーでもあると語り手は冷笑するのです。そしてここでいうエロスとは用いられた言葉たちの遊戯、つまり戯れを意味し、それはあくまでも臭い匂い玉のような行為なのである。 とまあ、勝手な解釈ですが、そのように思い込めるほど、ただのさんの表現は進化しているのだろう、と僕は受け取っています。


あら?ごめんなさい。匂玉。。なんで匂い玉とされてないのかな、と思っていたのです。が、御作の表現は概ね難解でもあり、体内の表現がされているのでつい捻りのほうを思い込みで信じてしまいました。まったく笑、ですね。タブレットでは字も小さくルーペはよく曇ります。やはり勾玉でしたか。だったら僕の解釈は勘違い者のお笑いだと思って流してください。失礼いたしました。



---2023/09/10 18:05追記---
 
作者より:
 読んでいただきありがとうございました。

 そらの珊瑚さん、ポイントありがとうございました。

 アラガイsさん、ポイントとコメントありがとうございました。
 煙草は13歳から22歳まで吸っていましたが、今も時々吸いたくなりますね。
 昔の映画やドラマで男も女も煙草を吹かすシーンがちょうどよい間を演出していて
 健康志向よりもそんな雰囲気のほうが今のわたしには大切なものに感じます。煙自体
 好きなのでよくインド香など焚いていますが、風のない部屋の煙の動きをぼんやり見て
 いると暗黒舞踏の創始者、土方巽の「煙の歩行」など思い出し、さらには折口信夫の
 「儀式から芸能へ」などが頭をよぎります。どれもこの詩と直接関係があることではな   
 くアラガイさんのコメントに対する応答なのですが、アラガイさんの見立ては案外間
 違っていないのではと感じた次第です。(進化云々のことではなく)書き上げるもの
 を想定して書き上げていないので こういう言い方になってしまうのですが。
 ちなみに「匂い玉」ではなく「勾玉」(まがたま)です。書き直してはいませんよ。

---2023/09/10 12:47追記---






---2023/09/10 12:52追記---

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