泥ぬ天使/室町
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 本田憲嵩 
- アラガイs 

先ずはじめに言っておきたいのは、この作者は詩という言葉の嘘をまったく信用していない、ということ。この詩もまた、まったくです。まったく意味不明で、誰が、何のために、どのように、どうして、と無茶苦茶で、それでも意味があり、ちーちゃん逆さま頭蓋骨。過去作家たちの印象や事象も加わり、この変貌はなかなか書けない作りです。また何回か繰り返して読んでみますが、読めてよかった。山椒も小粒に詩も残照で印象が命。最高に刺激的なピアノはタケ、モットですね、
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これは、で、もう一度読んでみたのだが、やはりよくわからない。良さも悪さもわからない。風刺した、のようにも受けとれてくるので、読む支点を変える必要がありますね。ただやみくもにわからないから良い、と言っているのではないのです。時間が必要なのです。あの後期に描かれたピカソの絵を眺めるように。支点(視点)を変えて読まなければならない。おそらく誰にも理解されないでしょう。AIにだって。だからいい、とも言えない。書いた作者もよくわからないで書いたンじゃないのか?そしてなにやら得体の知れないものがはみ出している。よくわからないが何故かいい。いいというよりも破壊的で下劣で素直におもしろい。これは一瞬何かの助けがないと表現するのは本当に難しい所作なのです。壊滅的な世界の不条理と刺激が混雑して難解に仕上がった作品だと思いますよ。



---2023/08/12 08:42追記---

---2023/08/12 08:49追記---

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