作者より:
いや全然失礼じゃないですよ、どう捉えようと構わないのです。こうやってお伝え頂ける労力。なにかしら思いを湧き出させることが叶うこと、それだけで最高じゃないでしょうか。みな高望みし過ぎなんですよ。アラガイsさまコメントありがとうございました。
---2023/05/13 18:07追記---
>このタイトル、はじめ「うすはなのいろ」ではなかったですか?
たしかに語呂的には「うすはなのいろ」のほうがきれいでしたけど、作中にある「薄花色」をばらして、自分的掛詞でタイトルに置いたので、はじめから「薄いは名の色」でした。
---2023/05/13 19:31追記---
この詩に置いての薄花色は、日本の伝統色・和色のことで空の色であることは書かれていますが。一連目に「小煩いの壁紙にはエロチシズム」と布くによって方向を定めさせています。それに引き寄せられ関連付けられた事柄が、読み手様によって詩としての補完をこころみさせる、ものだと思っています。
この場合のタイトルは象徴であって、答えではないということです。
>「うすいはなのいろ」ではあまりにも花びらにイメージが誘導されてしまいます
たしかに読み手としてはそう感じられそこから沸き立つイメージはそれでいいと思っています。しかしその花びら自体からイメージをふくらませることも可能であるわけですから。なんにせよ解釈は自由です。
まあこの私がそういうふうにタイトルとしておきたかっただけですから。ですから掛詞はただの作者のあそびであり蛇足です。
ただそれを知ってなお汲み取るも汲み取らないも読み手様の自由であるべきだと、あくまで読み手様が詩に触れ、そこから立ち上がる感性があってこそ詩としての完成をそれぞれに魅せるものだと、強く願っています。
---2023/05/13 19:35追記---
読み手様からみた自分の詩がそのようにみえるのかと、いつも興味深く関心しております。教えてくださり、まことに感謝しております。