群像/飯沼ふるい
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 衣 ミコ 
ひゅー*\(^o^)/*
- 深水遊脚 
- こひもともひこ 
- Lucy 
凄いです。圧倒されました。飯沼さんの作品をこれまで読んだことがなかったことに気付き、少しずつ読んでみようと思いました。(たぶん、怖くて避けていたのでしょう。)この詩も怖い魅力に満ちています。


- アラガイs 

あちらでも少しだけ取り上げているのでもう一度読んでみました。夢なら結露のように凍りついたまま、その結晶の中身まではわからない。なかなか難しい解釈を強いられてしまうのですが、力作に伺えるので少しだけ拙い感想を。
人類の歩んできた長い歴史も、地球時間で振り返れば一人ぼっちの歴史と同じ。それは交差点を行き交う人々であろうと、雪の中マンモスを狩るホモサピエンスであろうと、人類の歴史が妄想で終わるなら誰の歴史でも同じだ。その生きた時代、幸か不幸かなどと、そのような結果など誰にも計りようも在るはずがない。 それは冒頭から破綻させていたのだ。そして万物ならば必ずや余白と共に終える。それはまた繰り返される空白の歴史。。物語を振り返れば歴史なんて交差点を渡り終える時間と同じ。日常が非日常と移り変わる瞬間、それら余白の妄想に描く空白は夢のように立ち止まっているのだ。そのように振り返れば、群像とは繰り返される余白と空白の中で、常に消え失せては生成され流されてゆく万物の瞬間の形象。。これはフィルム映像に残されていた一コマ一コマに見る歴史の走馬灯。それら筆者本人が見てきた歴史と、知らない歴史の断片を交錯させながら、誰か知れない話者に語らせている。筆致ならまだパワーがあるうちにこのような日記を残して置きたいものです。




 
作者より:
衣 ミコさん 
ひょー

松岡真弓さん
ありがとうございます。
そんなに怖がらなくてもいいので、気楽に読んでみてください


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