作者より:
アメリカの学校でのボランティア経験から生まれた詩です。
---2014/05/14 10:05追記---
- 有希穂様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 羽根様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 梅昆布茶様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
私自身もマイノリティ民族の移民としてアメリカで生活するようになり、移民だからこそ気付くことが沢山あります。正直アメリカがこんなに差別・格差社会だとは知りませんでした。未だに白人は白人だけのコミュニティに住みたがっています。よほどバイタリティのある人でないと、違う色の人がこのコミュニティの中に飛び込んで友人の輪を広げて行くのは難しいです。私にはそのバイタリティが情けないことにありません。オバマさんが大統領になっても、人種差別が全く緩和されない…これは正直な実感です。
- まーつん様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
確かにそうですね〜。アメリカ人の中にも見抜ける人と見抜けない人がいます。段々ちょっと話しただけで、どちらの人かが分かるようになりました。旦那と私が並んでいる時に、旦那とばかり話して、私とは目を合わそうとしない人はダメです。
- れたすたれす様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
ぴぱんちょぱぴんちょ(^0^)←これがもらえて、とても嬉しかったです。
- そらの珊瑚様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
下の娘のクラスでのことですが、もう一人問題児がいて、その子は白人なんです。で、白人の子はよく先生に怒られるし、その子専用のヘルパーも手配してあげているのに、この黒人の子は何をしようと無視されている感じなのです。なのでとても心が痛みました。
私が少しでも手伝ってあげようとすると、その子に「あっちへ行け」とか言われてしまいます。小学2年生の子の心をそこまで荒ませてしまったのは周りの大人達ですね。白人優位の地区の学校なので、その子は人種の特別枠で入学したのかもしれません。このような状況を目の当たりにすると、その子はその子の住んでいる地域の学校に普通に入学した方が楽しい学校生活を送れていたのではないか?と考えてしまいます。だけどこの考え方自体が差別化を助長するものなのですよね。何とも複雑です。
- ただのみきや様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- あおば様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- tamami様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 竜野息吹様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
更に素晴しいコメントをありがとうございました。その子に対する私の思いなんかも色々あったのですが、あえて、私の感情は抑えて描いてみました。 旦那は日本語が全く読めないので安全なのですが(笑)、もしも彼がこの詩を読んだら、その男の子に対する差別はない、と絶対主張すると思います。彼に限らずそう言う白人は多いと思います。なので、この詩は英訳してアメリカ人には絶対に読ませることはできません。アメリカ社会の矛盾は人の心の中に根強く存在しています。(勿論全部の白人がそうであるわけではありません。素晴しい白人の方も沢山いらっしゃいます。)
- 松岡真弓様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 哭翁様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
大変鋭いご指摘、ありがとうございます。
確かに、単一民族国家である日本において、差別がないか?と問えば、実際はあちらこちらであるのでしょう。こちらでYMCAの会員になっており、週に一度子供達とプールで遊び、その後ジャクジーに漬かって帰るのですが、日本人の友人二人に「あそこのYMCAは、低所得者への会費免除があるから、利用者は黒人、メキシカン、東南アジア系ばかりじゃん。だからプールとかジャクジーなんて絶対入る気しない」と言われ、内心とても憤慨したのですが、何も言い返せませんでした。そういう私も、社会的弱者やマイノリティの方を全く差別していないか?と自問したら、自信をもってNOと言えないからです。移民と言う立場でアメリカで暮らすようになってから、日本にいた時には見えなかったものが見えるようになりました。哭翁様の高い見識に基づいたお言葉、大変勉強になりました。ありがとうございます。
- ichirou様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
ジャングル大帝でそんなことがあったのですね。大体アメリカの西部劇で、悪者がいつもインディアンであること自体が、そもそもとんでもなく歪んだ認識なんですよね。話は違うかもしれませんが、今でも、「そもそも日本は真珠湾を攻撃したのが悪い。だから原子爆弾落とされても当然」みたいなことを日本人に言ってくる白人のお年寄りがいるみたいです。人々の心の中の差別や憎しみはとても根強いです。そういう人に育てられた子供はやっぱり差別する人になってしまうでしょうね。認めたくない現実が、未だに現実として世界には沢山存在していますね、残念ながら。
- nonya様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 北大路京介様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- はるりら様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- beebee様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
アメリカは小学校から学校別にテストスコアが発表されるのです。白人の多い学校はスコアがいいし、マイノリティの子が多く通う学校のスコアはやっぱり芳しくありません。お金のかかる私立校へ通う子は殆ど白人ばかりだし、バレエとかお金のかかる習い事をしてる子も白人ばっかりです。そういう白人社会しか経験したことのない白人の子は大人になって、やっぱり無意識に差別をするようになってしまうことが多いと思います。それがずっと続いて行くのです。恥をさらすようですが、旦那もそう。無意識な差別だから始末が悪いのです。時々彼とは話しが通じません。自分は差別なんかしない善人だと思っているから。
- たけし様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 耳様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- ヒヤシンス様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 殿上 童様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- でこちゃん様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- イナエ様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 比翼塚依様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 泡沫恋歌様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
そうですね、日本でも多民族化が進んだら、きっと差別という社会問題が浮き彫りにされてくると思います。成功した有色人種の方は、多分小さい時から偏見とかと闘ってきた上で、それを乗り越えてきた人達だから、余計に尊敬されていると思います。実際のところは、白人が多く住む地域と有色人種が多く住む地域、ホワイトカラーとブルーカラーによる人種配分が、明らかに分かれている、これはアメリカに住むまでは知り得なかった事実でした。
- 芦沢 恵様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 朝焼彩茜色様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
本当にどこから生まれてくるのでしょう?誰もが皆人の悲しみを感じ取り、共感する能力に恵まれていたら、差別も戦争もこの世から無くなるのかもしれませんね。でもそれはユートピアの世界でしかあり得ないことなんでしょう。差別も戦争もやっぱり無くならない。タイトルからもメッセージを感じ取っていただき、ありがとうございます。それぞれに与えられた色は変えることはできないので、その子にも自分の色を愛するようになってほしいものです。
- まちこの町様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 宣井 龍人様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
確かに差別という言葉自体が差別かもしれませんね。今回の詩の中でも“黒人”という言葉を別の場所にも使っていたのですが、‘黒人’という言葉自体が差別だと言う人もいるので、推敲段階で別の表現に変えました。私自身も別の場面で馬鹿馬鹿しい優越感に浸っていないかと、反省する必要があると思いました。自尊心と優越感を混ぜないようにしたいと思います。
- 乾 加津也様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 千羽ちう様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 設定解除様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
ちょっと前の作品なのに、丁寧にお読み下さり、ありがとうございます。アメリカは9月から新学年になるのですが、昨日クラス名簿が発表になり、その子はうちの娘とまた同じクラスになっていたので、嬉しくなりました。
“異次元からの情報をカーボンコピーされるようで、”←この形容の素晴しさに唸りました。興味深く読んで下さる方が一人でもいらっしゃることが、大きな励みになります。素晴しいコメントをありがとうございました。
- 為平 澪様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 陽向様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 乱太郎様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 瑞海様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 夜鳥様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- あおい満月様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
- 佐藤太様:この詩をご評価下さり、ありがとうございます。
---2015/07/29 01:25追記---