交錯詩(重奏詩)「星欄干 — あなたと私」祐緋&まどろむ海月/まどろむ海月
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 鵜飼千代子 
まどろむ海月さん、祐緋さん、交錯詩を試みていただきありがとうございます。
祐緋さんの「星欄干」は、既に発表されている詩なので、引きずられず、21行で、
タイトルからイメージを膨らませて新しい詩を書くのは、とても大変だったと思います。
「星欄干」というタイトルがまず、とても練られたもので、祐緋さんの手柄だと思うのですが、
もっと単純なタイトルの詩の方が、まどろむ海月さんにとっては書きやすかったのでは
ないかなと思います。テキストエディタにコピペして、2作を分けて読んでみたのですが、
祐緋さんの「星欄干」がとても好きな作品だからか、まどろむ海月さん、少し遠慮
しちゃったかな?という感想を持ちました。^^
出来上がった交錯詩は、お二方の言葉の相性がいいのだと思うのですが、
たおやかで美しい作品になったと思います。

「連詩 交錯詩 他、共作 競作など」の文書グループを作ってあるので、ぜひ登録
してください。わたしと、奥主さんの作品だけだと、雅樹ちゃん(奥主さんの嫁)が
膨れっ面してそうで(笑)おしりがムズかゆくなってくるのです。^^

---2010/02/21 15:48追記---
まどろむ海月さんとの交錯詩、お受けします。^^
出来ている作品どうしの組み合わせではなく、最初のルール通り、題名を決めて
新しく10行ずつ書いて交錯させてみましょう。
哀しみに喜びが交錯してくるのでも、思いがけないふくらみが生まれるかもしれません。
題名はどうしましょう?お題出してくださいな。
こちらでも、メールでも。^^

---2010/02/22 08:32追記---
 「最初に題名だけ決めておいて、相手の書いているの
は見ずに行う共作」である「交錯詩」。(奥主さん)なので、
「ポリフォニック」にこだわって手直しまでするとなると、
「交錯詩」というより、「言葉のコラージュ」になってしまうかな?
それだったら、素直に連詩をした方がいいような気がします。
交錯詩で、緊張感と責任をもたなければいけないのは、自分の
詩についてだけなんです。

---2010/02/22 15:00追記---
んー、掲示板を拝見して、祐緋さんとのやりとりも読んだのですが、やめて
おいた方が良さそうです。<わたしの直感です。
「交錯詩」は、2人ではなく、数人で試みたり、10行以上で試みたこともある
ようです。交錯詩という名前と、最低限のルールは奥主さんが発想したものですが、
「他者の詩を交互に組んでいく共作で、ポリフォニックにこだわった」作品
ということであれば、まどろむ海月さんが新たに、そうした作品群に名前を与え
られた方がいいのではないかなと思いました。^^
今回のお誘いは、これで打ち切りでお願いします。また、別の機会があれば。
長くなり失礼いたしました。<(_ _)>
- りょう 
- 緋月 衣瑠香 
- 海狸 
- るるりら 
 
作者より:
祐緋さんから特別のご了解を得て、交錯詩を作ってみました。
「星欄干」は、このサイトでの評価も高く、よく推敲された緻密な表現の作品として完成されています。それに比べて拙作は、きわめて平凡な表現の作品ですが、祐緋さんの素晴らしく緻密な作品と交錯させることで、かえってその平凡さが活きてくると思えたのでした。全体としてのポリフォニックな共鳴効果によって、「星欄干」の方にもまた別種の魅力が生まれるのではないかと期待して提案した試みでしたが、幸い祐緋さんから温かいご厚意と支持をいただき、ここに発表することにしてみました。皆さんの反応やご批評をいただきながら、このような交錯詩の試みの先行きに見通しを持ってみたいと思っています。祐緋さんの作品の方は単独ですでに高い評価の出ている作品なので、これが失敗作ということならひとえに私の作品の稚拙さとこの試みの無謀さ故ということが明白になるわけですが、失敗なら失敗なりに次の飛躍のための糧にもできるはずですし…
というわけで、皆様よろしくお願いいたします。海月拝
---2010/02/21 01:57追記---
交錯詩への試みは、鵜飼千代子さんの「交錯詩『朝』奥主 榮  鵜飼千代子」から刺激を受けて思い立ったことです。よろしかったら、そこでのコメントのやり取りもご一読くださればうれしいです。

果音さん、 りょうさん、ありがとうございました。

祐緋さん、心やさしいお言葉、重ね重ね御礼申し上げます。

鵜飼千代子さん、丁寧に読んでいただきありがとうございます。「あなたと・・私・・」は、05/10初出の拙作で、「世界は魔法に満ち充ちて不思議」という作品の流れから、ひどい鬱でかなり心配だった方のために書かれた作品を、今回「星欄干」とうまく共振動が起きるようにわずかに改訂や行がえなどをして配置してみたのでした。
この作品が最もポリフォニックに絡むのではないかという直感によって提案したのでした。うまく絡むのではというのは、「星欄干」の哀しみの主題の他にも、この作品の表現上の抽象度の高さに、拙作の詩というより散文に近い日常語の稚拙さが、この場合かえって効果的であるはずだという発想でした。
交錯詩はすごく面白い充実した試みですが、結構手間暇のかかる行いですので、よほどやる気と余力がないと、遂げられる業ではないなと思っています。現在は余力の方でちと苦しい状況にあります。「連詩 交錯詩 他、共作 競作など」の文書グループの方には、今さっそく登録させていただきました。重ねて感謝申し上げます。
---2010/02/21 15:56追記---
---2010/02/22 03:02追記---
鵜飼千代子さん、では今回は私の方からの提案ということで、題は「春の嵐」で10行詩、提案者が偶数行で(奇数行が春を主に、偶数行が嵐を主に、するという風にした方がうまくいく気もしますが、別にこだわりません)、それぞれの作品を提示した後、提案者が全体的にポリフォニックな共鳴効果が高まるように自作の修正のみを原則に、最終的な調整を行い、案として提示し了解を得た上で、このサイトに公表する。最初のそれぞれの作品の提示場所兼調整場所としては、今回は http://8425.teacup.com/madoromuishi/bbs
を使う。よろしかったら、この試みは二度行い、二度目は鵜飼さんの方が提案者を担当するということ等、でどうでしょうか。


---2010/02/22 13:47追記---
了解です。では今回はおっしゃるとおりのルールでやってみましょう。その他についてはよろしいでしょうか。

---2010/02/22 17:17追記---
そうですか、ポリフォニックな方向性というのは結構面白く可能性が大きいと思い、またどんな形式も柔軟にみんなで試し練り上げ創り上げ発展させていけばいいことだとは思いつつ、ダダっぽい偶然の効果も面白いのでそれでもよいかと思ったのですが、残念です。いろいろと教えていただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
---2010/03/31 21:24追記---

緋月 衣瑠香さん、ありがとうございました。
鵜飼千代子さんのアドバイスもあり、重奏詩という新たな分野を立ち上げたくもありましたが、祐緋さんも休止中ですし、お相手候補が見つからないでいます。

---2010/07/13 22:28追記---
海狸(吟醸並)さん、ありがとうございました。

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