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物質と非物質の間で
艶めく貴女は、
到来した明澄な夜
より深い層、
表面に輝き浮き出させ
色と形、その調和統一
互い呼応し支え合い溶かして
色は形と成り形は色と成り
そうして、
....
路面に まぼろ 降る雨の、
激しく執拗に叩き付け
灰の雲、次々巨大に
意志持ち流れ動いて
輪を広げる窪みの水溜まり
いくつも、いくつにも
忙しく遠去かり近づき
急ぎ歩く人、また人
....
ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
私の心はふわふわり
さっき夢に見たよ、
あけっぴろげのあなたを
初めて立ち上がるあなたを
珍しそうに言葉に触れるあなたを
僕ら、光の向こうからやっ ....
夕焼けにたゆたいまどろむ
色づき響き始める世界、
響き 私を
取り巻く
私を 響き
響き 私を
取り巻く
いつしか、
私 響きのなか
響き 私のなか
響きの ....
やわらかな毛布にくるまり
天井に響くヘリコプターの爆音
次第に遠退いて行くのを聴いていた
ずる休みした日に、
学校にたまぁに
どうしようもなく行きたくなくなって
畳の小部屋 ....
孤独である
関係を全て切断し
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか
ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に
オドロキは転がっているから
至るところに
オノレが在る、セカイ ....
在ることの
謎に触れたとき
ウォーターと
手のひらに
書いてみる
初めて地球を生きた日のように
その鮮烈な霊気に貫かれ
ウォーターを
感じて、感じて
独り大地を
舞い踊る
....
網戸の外は青い空
網戸の内は灰の心
青はあくまで深さ増し
鬱はどうにもどん底で
世界と私は無関係
私が無くとも世界は続く
ああ、全くそれなのに
涼風が肌を不意に撫でる
その ....
白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越え
海に向かって歩いていた
薫る潮騒、うねる波
空き缶一つ、浜辺に落ちて
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む
遠く船が落ちていき ....
平瀬たかのりさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月の光
-
ひだかた ...
自由詩
3*
23-6-17
雨の夕
-
ひだかた ...
自由詩
5*
23-6-2
ひなたぼこ
-
ひだかた ...
自由詩
8*
23-5-5
夕焼け
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-1-31
えいえん
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-1-25
光の一閃、突き抜ける青
-
ひだかた ...
自由詩
8*
21-10-17
ウォーター
-
ひだかた ...
自由詩
14*
21-10-12
鬱と青
-
ひだかた ...
自由詩
12*
21-10-3
海に向かって歩いていた
-
ひだかた ...
自由詩
10
21-8-26
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