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コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう


重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ


ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
ひとつだけ私の肩に舞い降りて小鳥になるよ今日は雨降り

  こんなにたくさんの雨粒があるのなら
  ひとつくらい雨粒になってしまう魔法に
  かかっている小鳥がいるのかもしれないと
  思 ....
木苺に僕が夢中になってたら ずるいよ母さん消えちゃうなんて

どんぐりをバケツ一杯食べた日は 僕の内からひしめく芽吹き

こんばんは独りになって見上げれば月も偉大なひとりぼっち

熊の皮か ....
ブランドのバックの中に流れ星集めて明日換金するの カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く 影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
遠吠えが連鎖してゆく昏れた空おおかみだったチビとかルルの

むしのねがあんまり近くにいるもので内なる声かと耳をすますよ

秋の日に縁もゆかりもなかった人と過ごした時をたどってみたり

はら ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い    不機嫌なジャングルジムに傘さして水たまりにジャンプする夏


   たしかです不確かなのはたしかです雨粒ほどにたしかなのです


   雨粒をあつめて海をつくり ....
空き地にはヒメジョオンの花盛りラブアンドピースアンド猫

     ヒメジョオンってその名のとおり、可愛らしいいでたちで
     あるのですが、群生していると、なんだかガールズトーク
    ....
誰ひとりみてない笑みがまたひとつ荒川で身投げしたような夜


誰ひとりみてない夜がまたひとつ荒川で身投げしたような笑み
世界初大発見の称号は彼女にとって荷がオボカッタ もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない

猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
    あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし


    この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も


    せつなさを櫛で梳かして目をふ ....
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う 区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁 不完全な春に花を盗もうと今から用意している

星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから

約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから

一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
ただ在ってたたずむだけの石っころ風が過ぎてく君の向こうへ


部屋の灯を暗くしてから角砂糖ひとつを澄んだ水に沈める


生き方をそらみたことかと言う人の名前は全部どぶで泳がす


蝋 ....
  チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ

   
  足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む


  夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
突き刺さる  音と衝撃は 気のせいだ  下を向くな 今 下を向くな 臨界に達したときに変身するニューヒーローの出現を待つ

キャンプなど野外レジャーに最適の小型原発通販で買う
またやったギリギリセーフ切り抜けてほっと息つく懲りない私     風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


    あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


    過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す

くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ

ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く

世の中の ....
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家 冬が来た
厚いコー ....
 木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙


 秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う


 街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で


 ....
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても

おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る

どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ

ねずみがい ....
しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し

しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝

カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く

秋空の雲の流れる ....
はかなげな羽が降りてくるようにシダーウッドの練り香の夜

素のままの足先冷えるにまかぜては南瓜の裏ごしなんかしてみる

面取りの支度を終えた大根の白さに嫉妬 そうゆうをんな

忘れたり思い ....
Lucyさんの短歌おすすめリスト(115)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はじまりの星- 石田とわ短歌7*15-1-8
あなたは誰ですか- そらの珊 ...短歌15*14-12-11
月と小熊- そらの珊 ...短歌11*14-11-19
ブランドのバックの中に流れ星集めて明日換金するの- 北大路京 ...短歌114-10-12
カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く- 北大路京 ...短歌414-10-11
- 陽向短歌4*14-9-28
むしのね- そらの珊 ...短歌614-9-27
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い- 北大路京 ...短歌1414-9-6
青の夏- 石田とわ短歌11*14-8-14
梅雨の晴れ間にミスターハロー- そらの珊 ...短歌10*14-7-17
夜_⇔_笑み- もっぷ短歌414-7-6
STAP短歌1- 花形新次短歌114-3-11
猫が生きている- そらの珊 ...短歌11*14-3-11
雪どけ- 石田とわ短歌11*14-3-5
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う- 北大路京 ...短歌914-3-4
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁- 北大路京 ...短歌4+*14-3-3
不完全な春- 梅昆布茶短歌1014-2-28
二月十日月曜日未明_(即興五首)- もっぷ短歌4*14-2-10
かなしいほどに- 石田とわ短歌13*14-2-5
悪意- あかりん ...短歌314-1-20
原発短歌1- 花形新次短歌114-1-18
だからダメなんだ- 森川美咲短歌2*14-1-16
ひたすら- 石田とわ短歌15*14-1-14
新聞紙- そらの珊 ...短歌1314-1-10
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家- 北大路京 ...短歌713-12-12
密かにたどるだけやったら無料やろ- TAT短歌213-12-2
アイスクリームな夜- 石田とわ短歌16*13-11-30
猫や_猫(自由律)- そらの珊 ...短歌1513-11-11
めいぷる- そらの珊 ...短歌1113-11-7
イノセント- そらの珊 ...短歌1013-10-30

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