すべてのおすすめ
糖衣、それは深刻な結露のようにわたしをつつむ薄い劣情
正解のない会話をするゆびさきで祈りのようにラブと打ち込む
忘れやすいこころですので安心してばかにしたり傷つけたりしていいです
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心などないとみんなに言われてた君の寝息に肩を貸す帰路
雨音に崩れてしまう紙の束 泥にとけだす歌をみている
テレビ越しにお怒りのきみ 善良なワタクシの詩をアガメヨという
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受け売りの言葉誰にも優しくて爪で引っ掻き印をつけた
答えだけ喋り散らす君 疑問符を隠しもってる私は怖い?
まっさらなページをいつも用意する 昨日の余白で待機しながら
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よわすぎて愛でしかない 雨の日にきみが育てた青いポケモン
この世界の終電を乗りついでくようなどこか甘えた気持ち なんだか
ミニチュアの切り株をネコに盗まれて貝柱に座ったシルバニア
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北風と太陽のけんかに巻き込まれてしまった男のはなし
自分さがしの旅に出て大人になって白鳥だったと気づくおはなし
恋という病に罹ったばっかりに海の泡になるしかなかった
有り金を竜宮城で ....
天国はまいにちまいにちたのしくて善人ばかりのおそろしい国
使い捨てやいばばかりがふえていく捨て方だれかおしえてください
犬の背のオーストラリア大陸が明日も平和でありますように
明け方 ....
五時は減点です誤字は原点です仕事が早く終わらないかな
発音の練習のために作られた第三木曜日の十三日
毒者のみなさまのお気に召すままに言葉ころがすコロネを焦がす
「 ....
人の不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが
ふとくちずさむ怜子
噴水はその尖端から凍りゆく わたしも液体を手放してゆく
目を閉じてうしろむきにすすみます一メートルがわたしの限 ....
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
嫁見ると嘘発見器の針揺れるあした天気になりますように
暗闇に明滅してるテレビジョン孤独な夜のためのスタンス
ぽつねんと机の上のエンベロープ誰に届けるあてもないのに
冷蔵庫の独り言を聞きながらひとり眠れずにいる真夜中
恋しいと淋しいはきっ ....
この店でいっちゃん高い万歩計あした天気になりますように
いつの間に値上げされてる缶珈琲私を置いて時は流れた
昼飯を食べる私の箸止める高空からのヘリコプター
潮騒のような樹木のざわめきに心預けて夏のぬけがら
吐く息は白いかどうか確かめる十一 ....
無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら
台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々
絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる
宝石箱のいくつかはイミテーション ....
もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼
常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは
あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ....
ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る
お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日
星野ない夜などなくて祈ることない夜もなくて 雨、雨が降る
短冊に幼い文字は連ねられもう届かない夏の日がある
欲望と祈りの区別がつかぬまま声に出さない笹の葉、さらさら
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夕方にややふくらんだ足があり人も満ちて夜をむかえる
それぞれの耳にはそれぞれの音あてがわれてイヤフォンの白い線
半分にきっちり分けること出来てやっぱり冷たいアイスモナカ
飛び立ったば ....
きみのスマホ わたしのいえの野菜室 かべがみの色がおなじなんだ
そのポット洗浄中だよあとにして 気だるいね、ダメだよ麦茶あげる
やりたいな大事なときほど目くらましあまいその日ぐらし ....
桜の木折ったこと正直に言うまた新しい春が来ました
テトリスの長ーい棒が出ないまままた新しい春が来ました
不死鳥が食中毒で死んだのがドラゴンボール最大の謎
また明日! 笑顔で別れいなくなるどこかで生きているような、死
朝と夜ぼくらは器用に行き来しておはようおやすみおはようおやすみ
死ぬことの本当なんかえいえんに教えてくれずまた春が来る
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戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
伝説の鎧以上の守備力を誇るジャージにチワワの刺繍
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる
Lucyさんの短歌おすすめリスト
(115)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
糖衣、それは深刻な
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初谷むい
短歌
2
16-5-5
そっぽを向く
-
深水遊脚
短歌
3*
16-4-25
昨日の余白
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深水遊脚
短歌
1*
16-4-11
ゆとりスペクタクル
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さわ田マ ...
短歌
7
16-3-19
童話で短歌
-
そらの珊 ...
短歌
4*
16-3-2
世界の果てであやとりを
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そらの珊 ...
短歌
12
16-2-28
間違ってますナメてます
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深水遊脚
短歌
2*
16-2-21
或いは絹ずれの音
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そらの珊 ...
短歌
10*
16-1-24
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
-
北大路京 ...
短歌
7
16-1-8
嫁見ると嘘発見器の針揺れるあした天気になりますように
-
北大路京 ...
短歌
5
15-11-18
眠れない夜のミュルミュル
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未有花
短歌
8*
15-11-17
この店でいっちゃん高い万歩計あした天気になりますように
-
北大路京 ...
短歌
2
15-11-7
短歌4首(2015年10月)
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山犬切
短歌
2*
15-10-25
無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる
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北大路京 ...
短歌
4
15-8-27
真珠のうた
-
そらの珊 ...
短歌
9*
15-8-22
スイミ
-
さわ田マ ...
短歌
12
15-7-28
ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る
-
北大路京 ...
短歌
6
15-7-7
お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-7
きっとたくさんの七夕があるだろうけれど
-
水鳴ハヤ ...
短歌
2
15-7-6
水の月
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そらの珊 ...
短歌
9
15-6-21
ワームホールはいつも気まぐれ
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さわ田マ ...
短歌
5
15-6-6
桜の木折ったこと正直に言うまた新しい春が来ました
-
北大路京 ...
短歌
3
15-5-15
テトリスの長ーい棒が出ないまままた新しい春が来ました
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北大路京 ...
短歌
4
15-5-14
不死鳥が食中毒で死んだのがドラゴンボール最大の謎
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北大路京 ...
短歌
4
15-4-20
リ・ターン
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そらの珊 ...
短歌
8
15-3-11
戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです
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北大路京 ...
短歌
1
15-2-6
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
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北大路京 ...
短歌
7
15-2-5
伝説の鎧以上の守備力を誇るジャージにチワワの刺繍
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北大路京 ...
短歌
3
15-1-23
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ
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北大路京 ...
短歌
4
15-1-23
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる
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北大路京 ...
短歌
4
15-1-23
1
2
3
4