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太陽が戻った
もう ここに居るのは疲れたよと東へ流れ去って行く雨雲を見送れば
残していった渇いたため息が 風に変わる
うまく やり過ごした
のびのび体を開いて歩き出す
急げ ....
遮光カーテンの向こう側に目を細める
変形した足 破れた皮膚
珈琲一杯
二杯目で手帳を開いた
洗濯機の回る音はリズミカルでB5ノートの白銀を走るペンも軽い、
ペンの走る音は ....
おっ 雪
景気は どうだい
見りゃあ分かるだーん
どかーんと絶好調よ
そうだな
まだ まだ
いや今日は もういいと思う
まだ まだあー
....
ゆっくり湯を沸かし
大きな器に ひとかきの飯を入れ
わずかばかりの具を入れて 雑炊をすする
これで いい
大晦日の朝は これでいい
軍手の布地が手の水分を奪う
支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品
レースの手袋じゃあ無いんだから
指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ
あかぎれの ....
メロディーは まばたきに似て
吐く息は 山をさまよう霧に変わり
心のきらめきは 星よりも激しく燃える
遠く町の灯火が やさしい
やがて静かな会話がはじまり
凍りつく 寒気 ....
元親 ミッドさんのぎへいじさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
単独行
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ぎへいじ
自由詩
12*
13-4-19
三杯の珈琲と靴擦れの老人
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ぎへいじ
自由詩
15*
13-2-23
まだまだあー
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ぎへいじ
自由詩
14*
13-1-2
大晦日の朝(こころ)
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ぎへいじ
自由詩
10*
12-12-31
あかぎれ
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ぎへいじ
自由詩
18*
12-12-28
クリスマスツリー
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ぎへいじ
自由詩
14*
12-12-21
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