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終点を持たない電車が君を連れ去ってしまった夏の陽炎

洋菓子が際限無しに湧いてくる祖母の漆器はいわくある品

人ひとり縊られるほどの激情を秘めて佇む小春六歳

「砂粒もあまさず愛せ」と説い ....
血液の色にどろりと赤黒く 淀む怨念のごと恋心

「くだらない」と一蹴してよ 頚椎にまとわりついた恨み、首ごと

汚らしい親父の娘麗しく「私がずっと守ってあげる」

煙草より酒より危ない薬よ ....
元親 ミッドさんの水瀬游さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
故郷とは似て非なる町- 水瀬游短歌213-2-15
妄執- 水瀬游短歌113-1-26

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