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言いかけてやめた、だって空白に値しない面倒くさい怠惰
かさかさの親指で丸め込んで
言いたいことはないと言いたいらしい君は
別に、綺麗でもない、
生きてるってほどでもない感じ
ひどいなぁ
と ....
一気に見た物語に
夜中のわたしはすっぽりくるまります
にゃあんにゃあんと泣きたい気分
全身でなにかを目覚めさせたい気分
全身だけで終わりを見たい気分

お昼寝の途中で
いきなり体が震える ....
あいかわらず颯爽と世界は血をはく
めくるめく憂鬱にようこそとぼくは言いたい
今日も殺される夢を見たよ
教室によくいるちょっと苛立つ奴の真似とか
無駄に上手くなったりしたよ
削除されたホームペ ....
鋭角の午後をよびとめて
僕らは街をあるきまわる
一杯のコーヒーをもとめた店で
冷えすぎた空気にふるえて笑う
すきだとおもうんだ。

土曜日から月曜日までの数直線上に
いくつ君が立ってるか ....
たいがい湿っぽいバスに乗り込んで
傘の位置が共通語になったゆうぐれ
雨が
ただのラインになってそれ以上の意味をなくす
空間を取り囲む赤いランプを押すのには
タイミング、ある
スーツもストリ ....
目覚めてすぐの寝床
うまくこきゅうができなかった
神様をおそれているので
朝をけなしたりはしない

死んでしまったこどものために
ぼくは一生回転しつづける
人形ではないので
たまには目 ....
ハピネスは泣き虫だ
怒ったようにドアをしめる
ハピネスによって輝かされる希望は
二束三文
融通のきく子供なハピネス

薄すぎるカルピスをストローに溜めては
椅子のうえで体育座りのハピ ....
ふくらむエネルギー、幽霊世界で
「僕は悲しみがなくてはやってゆけない」というメール
高慢になることを遠くかんじてしまったぼく
きみにはぼくを悲しませるちからがあるよ
とても黒くろ黒くろ黒くろ黒 ....
この時期ありがちな滞った美しさを切り裂け
オレンジを手に入れた飛行機ぐもは空のなかで最強だ
低くちかい真綿みたいな空
そんなのをいっぺんで音楽にさせることができる

距離あるね
自 ....
すこぶる逆だった
逆でした
逆だったのは
コンタクトレンズだったもよう
なんか変だとおもったんだ

冷えたゆうべのカボチャコロッケ
彼は常識人であるらしく皿のうえで微動だにしません
 ....
がりがりにやせてしまった焦げ茶みおろして
ひっかかった青緑を考えるとしようよ
誰かの父親は誰かの息子であったのだし
あの信号はきっと恥ずかしくてあかくなるにちがいない
きっとそうだよ

 ....
五番六番あたしの足は八番目くらいだと思った
それは駄目だってことじゃない
あの人の連絡先を教えてもらうのを忘れた
あたしはあの人の苗字を知っているんだと思われる

信号待ちの烏丸通りをゆきす ....
たいにぃぼいすさんの船田 仰さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アイボリー- 船田 仰自由詩605-1-24
ヒアゼア- 船田 仰自由詩605-1-8
血を吐く世界で- 船田 仰自由詩1304-6-6
21時- 船田 仰自由詩904-5-15
雨バス- 船田 仰自由詩704-5-13
神様のピアノ- 船田 仰自由詩704-4-3
ハピネス- 船田 仰自由詩804-3-31
アンテナ- 船田 仰自由詩4*04-3-20
小世界- 船田 仰自由詩404-3-10
ぼくの憂鬱- 船田 仰自由詩5*04-3-8
早春- 船田 仰未詩・独白304-3-3
新しいまぶた- 船田 仰自由詩2*04-2-28

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