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ネオン
揺れる
艶やかな
ヒカリ
霧雨
雫
降り積もる
湿やかに
包む
まぶたの縁
冷たい
指先
触れる
濡れる
アスファルト弾く
滲む
境界線
歪む
鏡
....
よごれっちまったかなしみなんて
そんなもんまだ書くつもりかい
でっちあげなよでたらめ書けよ
あんたはあんたを信じなさいよ
それができなきゃあたしは知らん
勝手にやんな好きに嘆きな
あたしゃ ....
青森県小泊村で道は終わっていた
その先は新道だった
未舗装の砂利道だった
通行止めの門扉があった
ぼくは門扉の脇の
細い抜け道を
バイクをおして
中 ....
あけましておめでとう
そして僕たちはそのように死んでいく
あけましておめでとう
死んでいくのではなく殺されていくのだおそらくは
お互いに
殺されあいながら
あけましておめでとう
生き ....
銀河の向こうには
銀河を超えた何かがある
造られた自然がある
華奢な蜃気楼がある
あの星の向こうには
広がる星空がある
傾いた調理場がある
晴れ時々夕立がある
夜の向こうには
....
そこはドーバー海峡だった
ぼくたちはリヨンまでカーフェリーでゆくのだった
ぼくはその船のなかでコロンビアの船乗りさんと
仲良くなった ふたりはビールを飲みながら
ざつだんし ....
兄は云う
この井戸を掘り返してなるものか、
と。
野井戸はけして深くなく、
雨水が満ちているのだが。
野井戸はすでに開かれて、
....
がりがりにやせてしまった焦げ茶みおろして
ひっかかった青緑を考えるとしようよ
誰かの父親は誰かの息子であったのだし
あの信号はきっと恥ずかしくてあかくなるにちがいない
きっとそうだよ
....
たいにぃぼいすさんの未詩・独白おすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
rain
-
きとり
未詩・独白
1
05-1-17
七七の唄
-
佐々宝砂
未詩・独白
9*
05-1-8
竜飛まで
-
天野茂典
未詩・独白
6
05-1-5
2005.1.1
-
いとう
未詩・独白
35
05-1-1
銀河の向こう
-
不老産兄 ...
未詩・独白
5
04-12-27
ドーバー海峡の悪戯書き
-
天野茂典
未詩・独白
1
04-12-4
君飼い
-
フユナ
未詩・独白
11*
04-7-30
早春
-
船田 仰
未詩・独白
3
04-3-3