すべてのおすすめ
星ひとつ 星ふたつ 静かに尽きる夜

キリンは街をさまよい歩く

まっすぐな線がまだいくつも

引かれていない 幼子の 夢の灯を

螢の群れる木のように 揺らしてそっと

キリンは ....
わたしは
片付けきれない部屋
足の踏み場もなく
散らかったまま
古い紙袋からは
見つかってはヤバいものたちが
虎視耽々こちらを窺う
ベッドの中には
初恋の人を模した
バラバラの詩体
 ....
春がやさしく微笑むと 
白く積もった嘘が融け
ぬかるんだわたしの心を
悲しい泥水となって流れ下る

ひび割れたアスファルトの肋骨
空に頭を踏まれたままの道あるいは時間か
仰向けに開いた記 ....
何のことはない

君自身が落し物なのだ



たとえば君が左のエレベーターに乗る時

右のエレベーターから降りてくる

すれ違ってばかりの斜に構えた運命が

今日も君を捜してい ....
ユッカさんのただのみきやさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜のキリン- ただのみ ...自由詩12*17-3-18
ひとつの殻の中で崩壊して往く- ただのみ ...自由詩23+*14-6-29
この春を何と呼ぼうか- ただのみ ...自由詩28*13-3-21
気休めという天使に足を踏まれた聖夜- ただのみ ...自由詩19*12-12-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する