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春待ちの花は 雪軒の 傘の下で咲いてます
屋根よりの 雫にまかせて ほんのりと 春陽の唄に 背伸びして
{引用=春のうららの ふあら ふわら
雪 かしら?
どこかしら 届く ぬくもり
ふあら ふわら
おひさまに 気づかれないように
かくれんぼ してた のに
みつかっちゃっ た ....
あずき と かぼちゃ
仲良くなれたら
おこめ ひとつぶ
日 が長くなる
あなた
はじまり を食べました
のね
少女は 赤い靴がお気に入り
でも
滅多に履くことはありませんでした
ぎゅうぎゅうの つま先の靴は 痛くって 歩けません
けど
それでも どうしても歩きたい時がありました
母さん ....
あまんぢゃく
あの子に くっついて 離れない
あまんぢゃく あの子 と
あんなに仲良く 遊んでるのに・・・
{引用=
北風吹いて突然 真っ暗な空おりてきた 午後
つぶつぶは ひょうひょう ....
そのこは 祖母や両親に褒められることが何よりも嬉しかった。
長女であったことがそうさせたのか、弟や妹のように自分の思いを上手に言葉で表現できないので、言葉の代わりに喜んでもらえることを一生懸命に考え ....
絵の具が描きたかったのは 校庭のブランコの横の大きな一本の木だった。
一枚 一枚、 葉っぱさん達は 気持ちよさそうに 揺れていた。
「はじめまして・・ 」と お話しをされてきたのは、少し右寄りの ....
― ゆきむし ―
冬の訪れ この小さき虫の 想い を
その手に 触れることのできない こと を
お許しください
ふわり ふわり ふわ り
南の空のぬくもりを 浴びながら も
....
手のひらの中に 石がある
握りこぶしに 隠れちゃったよ
指の隙間から飛び出しそう
なので
ぎゅっ て
したら
胸の中 なんだか 苦しいよって
これも 愛かな?