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いつもMDのラフマニノフは家に帰ると鳴りっぱなしで乾いた道と渇いた人にちょっと疲れた心をなぐさめてくれるのだが。
現実派ではもともと無いのではあるが独りの家計はあらためて可処分所得の少なさをしっかり ....
  真夜中のいきものたち

真夜中の市場にはすでに
大都会の胃袋を満たすための供物が
続々と魁偉な動物のような巨大車両や
あるいは中型や小型のさまざまな甲虫たちによって
到着し並びはじめて ....
なんでもない詩人たちがけっこう好きなのです
ごく私的でもよいのです
ときに詩的でさえなくとも

ぼくのちっぽけな世界をあたためてくれる
ひとひらの言葉たちがたぶん
ぼくがなんとなくたいせつ ....
浜川崎から羽田線に乗る
古い高速道路はそのまま川崎大師の大鳥居をくぐり
モースの大森貝塚を三周程して
干し網の漁師たちを驚かす

ようやく京浜急行が高架になり環八がスムーズになっても
森永 ....
一枚一枚じぶんをひきはがしてゆく

夜の電車の窓に映った
つり革にぶら下がった幽体
遊隊を離脱し
こんなところに居たのか

勘違いした片恋の記憶
まだ薄皮がひりひりと痛むが
おわらい ....
それぞれの許されない世界は
こまるかもしれない

パートのないオーケストラは
ハーモニーを奏でない

ぼくは遇いたくない人間にはあいたくないと
思っている動物

話したくないのはぼく ....
ありあわせのもので生きてゆく
冷蔵庫のなかにはあるいはいえのなかには
備蓄したもののない

こってりとした愛とか
ささくれだった笑いとか
スパイスをきかしたつもりの人造サラダ

気 ....
詩って詩の手引き書読んでもあんまりわかりませんよね。
漠然とした想いをのせたメッセージかと僕は思っています。
絶望と希望の振幅の間のすべてが、詩に思えます。

できれば排斥とか限定とかあまりな ....
鳴っている時の谷間に銀の風鈴

指とゆびはかった遠さに秋深まる

いまだって氷河時代とナウマン象

秋待たず逝った母の置手紙

自由という名の束縛それが恋

テクノポリス独り歩くて ....
その夜そらは光の雨で満たされて
彼方の丘の上にまたひとつ星が突き刺さり
まるで堕ちてゆく天使のようにうたいながら
ことばのかけらのように降り続けるのです

こえにならない声がきこえて
胸を ....
芦沢 恵さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(430)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生活者のうた- 梅昆布茶散文(批評 ...21*12-10-6
目覚めゆく街- 梅昆布茶自由詩15+12-10-4
所属しないうた- 梅昆布茶自由詩28+12-10-3
昭和遺文- 梅昆布茶自由詩1612-9-30
脱皮の記憶- 梅昆布茶自由詩1812-9-26
とぐろのなまえ- 梅昆布茶自由詩912-9-23
やきそば- 梅昆布茶自由詩1312-9-21
ちょっと思うこと- 梅昆布茶散文(批評 ...19+12-9-16
秋の風鈴- 梅昆布茶川柳312-9-16
流星群- 梅昆布茶自由詩1912-9-9

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