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中3の時建国記念日に授業があった
社会科の先生が生徒を集めて行った
その中に僕もいた
授業は教科書を使わなかった
「神話は歴史じゃない」
と 先生は言った
突然
教頭が怒って教室に入って ....
今朝はとても寒かったので
まだ暖まらない寒い部屋で
温かいインスタントスープを飲もうとしたら
スプーンがものすごく冷たくてびっくりした
そういえば
15年程前
仙台のホテルでの夕食 ....
一見汚い泥であっても
視野を狭くしていくと
そこには
純水や二酸化硅素の結晶がキラキラしている
時にはレア・メタルのような高付加価値物質もある
でも僕の視野では
地面にある泥にしか ....
信じていたのに
さびしいよ
そんなことしないと思ってた
いや
そうじゃない
そんなことするんなら
正直に言って欲しかった
でもわかるよ
正直に言えなかったのは
僕に対する ....
まさか手ブラで行くわけにはいかないだろう
(すると小野君はこんな事をする)
→自分の胸を両手で隠す
小野君!そういうことはやめてくれないかな
45歳の先輩独身OLにかかってき ....
もしもし
はい こちらスマイルお天気相談所です
あの 明日のS市の天気が知りたいのですが
存じ上げませんが
でも そちらはお天気相談所でしょう?
いいえ スマイルお天 ....
【 ユニゾン 】
人はなぜ歌う
その言葉を
伝え残すため
変わらぬ日々を願い
感謝と畏怖に斉唱する
【 フリジア旋法 】
ゴジラがくる
破壊によって目覚める怒り ....
ズオオオーーーーーーーーン
ズオオオーーーーーーーーン
国道の地下隧道で怪物が鳴く
ズオオオーーーーーーーーン
ズオオオーーーーーーーーン
悲しいか
ズオ ....
いちごをひとつ
妹のいちごパフェにのせる姉
それは僕の役だったのに
知らなかったよ
いつのまに
大人になったの
少し
さびしく
それより少し
....
そんなに
目を点にして
俺を見つめるなよ
普段父親らしいことしてあげらないけど
週末はできるだけ帰るから
だから
あんまり俺を見つめると
鼻をひん曲げて
目隠しするぞ
君は僕という嘘をついて
僕という嘘の記憶を作った
君にとって僕は必要だった
君を守るため僕は必要だった
僕は君のためなら嘘でいいと思っている
でも
君が本当に信じるべきは
....
僕が読む僕の詩
君が読む君の詩
僕が読む君の詩
君が読む僕の詩
同じ詩はひとつもない
同じ気分もひとつもない
過去は戻らない
明日は今日やって来ない
狭い世界
井の中 ....
うちの工場の隣が倒産した
風が強い日の
人間の後姿
ぽつり ぽつり
人間の後姿
くしゃみが怒っている
人間の後姿
咳が泣いている
人間の後姿
吐き捨てられた
人 ....
いない
おじいさん
いないのは
おじさん
行方不明のおじさん
ドロップアウト
路上生活
捜索願い
詩
詩
補導
バイト生活
いいこともある
いができた
おじ ....
自分で自分をくすぐっても
くすぐったくないのはなぜだろう?
僕は誰かにくすぐってもらわないと
くすぐったくないのだ
詩を書いて
自分で批評しても
自画自賛しても
くすぐったく ....
告別式が終わった後
私は港公園にいた
公園の小山の頂上から見る景色は
重く深い
荼毘に付された
血と肉は
二酸化炭素となって空に溶け
骨は
長い間の雨水で骨壺から溢れ出し
....
私っぽい
と変換しようとしたら
綿しっぽい
になったので
採用します
夢の中で元妻が
やっぱり子供をつくればよかった
と笑いながらいうので
....
てめえっ
上等じゃねえか!
おもてにでよう!
天気はイマイチ
おなかが空いた
弁当工場
煙に誘われ
ノソノソ ダラダラ
アパート這い出て
歩く
居酒屋定食満足満タ ....
青い
申し分ない青さだ
今日も大気は健在だ
まるで成層圏にいるかのように
青い
東に配し 春の色
青春なり
おおっ
第一次反抗期
ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる
どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい
「ダメでしょう!」
....
「無理です。」
こんな言葉を最近よく聞く
そういうとき僕はいつも同じことを言う
「本当? やってみないと分からないんじゃない?」
「失敗してもいいじゃない。」
皆、真面目に一 ....
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい
きんぴらごぼ ....
気になることが落ちていました
拾ってみると
心の中に小さな点ができました
小さな点は振動し
私の心はふるえました
ふるえた私の心は
私の意識や無意識を使って
思考や記憶を
言葉 ....
歌詞のない歌を
歌うあなた
あなたが歌う
その歌に
言葉を添えたいと
言葉を紡ぐ
この想いは
熟れて落ちた
柿の果肉のように
足元に飛び散って
あなたに届けることは
もは ....
言葉にしないことがある
このことを言葉にすると
君の不安が増えるから
だって
言葉は
安心より不安に寄り添う力が強いから
言葉にしたいことがある
このことを言葉に ....
東京駅構内
3歳ぐらいの男の子が
しまじろうのぬいぐるみを落とす
ハイヒールを履いた女性が
しまじろうをつま先でカスるように蹴飛ばす
20cm程前方に滑るしまじろう
し ....
誤解していたよ
僕らはよく
人生の節目などと言って
「節目」を何かの区切りみたいに
扱っていたけれど
君たちの節目は
違ったんだね
普通の植物の
成長点は
先端の1カ ....
1995年
この道が好きで
通勤路にしていた
国道16号線の裏道
川間のあたり
季節の花がいつも咲いている道
楽しげな子供たちの通学路
ゆっくり車で走っていた道
ある時
父と ....
半年ぶりの実家はいつも通り
父は孫と はしゃぎ
母はセカセカと 動いている
ちょっと気になる
カレンダーと
冷蔵庫に貼られたメモ用紙の枚数が
カレンダーはもう日付がわからないくらい ....
竹はしなる
そして折れる
金属はしなる
そして曲がる
矢の
1本は
3本より
しなりやすく
折れやすい
JIS1級金尺の
1本は
3本より
しなりやすく
曲がりや ....
芦沢 恵さんのichirouさんおすすめリスト
(147)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
今日はうれしい出勤日です
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ichirou
自由詩
8*
14-2-11
スプーンウォーマー
-
ichirou
自由詩
3+*
14-2-8
僕の視野
-
ichirou
自由詩
5*
14-2-7
表切り
-
ichirou
自由詩
3*
14-2-6
小野君!そういうことはやめてくれないかな
-
ichirou
自由詩
8*
14-2-6
スマイルお天気相談所
-
ichirou
自由詩
6*
14-2-4
地の響_芸能山城組_東ヨーロッパを歌う_を聴く
-
ichirou
自由詩
3*
14-2-4
ズオオオーーーーーーーーン
-
ichirou
自由詩
5*
14-2-3
いちごをひとつ
-
ichirou
自由詩
12*
14-2-1
そんなに見つめるなよ
-
ichirou
携帯写真+ ...
15*
14-1-31
僕は君の嘘だった
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-30
最小必要限度無限大
-
ichirou
自由詩
3*
14-1-29
後姿しかない_
-
ichirou
自由詩
4*
14-1-29
いないおじいさん
-
ichirou
自由詩
3+*
14-1-29
ももっちい
-
ichirou
自由詩
9*
14-1-27
時よ_止まれ
-
ichirou
自由詩
8*
14-1-27
綿しっぽい
-
ichirou
自由詩
10*
14-1-26
おもてにでよう!
-
ichirou
自由詩
9*
14-1-25
青春なり
-
ichirou
携帯写真+ ...
5*
14-1-19
がんばれ_坊や_がんばれ_ママ
-
ichirou
自由詩
8*
14-1-19
失敗してもいいじゃない
-
ichirou
自由詩
8*
14-1-18
もしかすると_生きていることは孤独じゃないかもしれない
-
ichirou
自由詩
19+*
14-1-13
心の中の小さな点
-
ichirou
自由詩
14*
14-1-13
ヴォカリーズ
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-12
言葉にしないこと_言葉にしたいこと
-
ichirou
自由詩
6*
14-1-11
しまじろうは大丈夫かい?
-
ichirou
自由詩
20+*
14-1-8
生きるものの術を僕らに教えてくれないか
-
ichirou
自由詩
5*
14-1-7
50年を隔てた同じ道
-
ichirou
自由詩
8*
14-1-6
メモ
-
ichirou
自由詩
16*
14-1-4
しなること_折れること_曲がること
-
ichirou
自由詩
5*
14-1-3
1
2
3
4
5
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