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生きてゆく朽ちてゆく

絶望なんてちっぽけだ

自然がでっかい訳じゃない

生きてゆく朽ちてゆく

絶望なんて朽ちてゆく


車窓にながれる自然を見つめた

この広がりの向こうには

星みたいに散らば ....
その病室の番号と

あのひとは同い年になった

その病室で

あのひとは息子を失った

見舞いにゆくたび

あのひとが見たであろうその数字


過去になにを見つめ

それが今、未来、どんな意味を持つの ....
金色の色白の少年が微笑んで

長い指の手を決然と合わせて

不動のこころで合掌していた

離れなかった

ぼくは世界中の

うまくゆかない蹉跌のひとびとが

うまくゆくようにと ....
密談の海を冷酷にすすんでいた

感情の海に難破船がゆれていた

黒雲がわれ光の束がさしている

嵐のあとの静けさは自由だった


終わりが始まる

裏切りと

切実が連環する ....
春の嵐が吹き飛ばす

取るに足らないことなどを

春の嵐が吹き飛ばす


明るい緑そよがせる

薄いひかりが雨粒たちが

明るい緑そよがせる

もいちどはぐくむ霊能が

 ....
さくらなんて嫌いだ

あんな群れてるやつら嫌いだ

たとえ一人になったって

さくらみたいなことはしない


一人のさみしさを

狼みたいに乗り越えてやる

つぎはぎだらけの ....
どんなにみじめになろうとも

ぼくは貴方にしがみついてしまう

嫉妬であたまが痛かった

ぼくは貴方に依存していた


こころを注がせておくれ

浅い息しかできなくなるから

 ....
ご飯つくったり

一緒にいるじかんを大切にしたり

ぼくは殺されている

淋しいだけで死んでゆける

いつか見限ってやる


緑の風のなか

みんな死んじまえ

なみだが ....
空はどこだ

空を見上げた

桜が覆った


もうどこでも

いい

どこだろうと

いい

きせきなんて

もう

しんじてない


空はどこだ

空を見上げた

桜が覆った
首が苦しくなる

喉が圧される

動悸がおかしい

息が浅くなろうとする

頭に何かが張りついている

泪がとまらなくなる

誰かがいる

苦しい

鼻血が出る

 ....
山は愛ですか

海は愛ですか

空は愛ですか


ここは愛ですか

これは愛ですか

愛は愛ですか

ぼくは変ですか

ぼくは愛ですか


山は愛ですか

海は ....
山吹色の満月だ

ウルトラマンの目の色だ

幸福色の悲しみだ


あんな明かりの嬉しい日

あなたは生まれ

その100回目の誕生日

あなたはぼくと

同時に寿命で死ぬ ....
煙草やめれてよかったね

痛みにはセロリだよ

予防にはストレッチ

きみはアスリートだったから

桜餅みたいな匂いの町を

強く清々しく

爽やかな別れの日にゆくだろう

 ....
指先だけをひっぱって

ちいさなお花に足とめて

桜の土手をうえに見ながら

ごろごろごろごろ花見する


疲れてきたらストレッチ

ワープしたけりゃHey!タクシー

帽子 ....
雨ニモ灼熱ニモ

寒イ風ニモ地震ニモ揺ラガナイ

ヒトニハ依存セズ

アア、ボクモソウナリタカッタンダア、

ヒトヘノ嫉妬ハソウ受ケ入レ

裏切リニハ同情デ対処シ

 ....
ただ愛に生きてゆこう

疲れたからだを仰向けにして

ぼくは使命のうえに横たわった


任せてしまおう、考えてもしかたない

地球のうえで

宇宙の片隅で

安らかに穏やかに ....
からだの疲れにコントロールされるな

息が浅い

ため息すらでない

胸が痛い

こころとかじゃなく

目が痺れる

頭もそうだ

からだの疲れにコントロールされるな


まわりに優しくなれ

いまこ ....
おんなじようなものが

仲良く並んでいても

それは調和とは言えない

ちがうものが

仲良く並んでいて

はじめて調和と言えるのだ


ちがうことを怖れてはならない

その寂しさや煩わしさを

嫌が ....
ビジネスホテルをでて散歩した

時間というもので測られるなにかに

街の喧騒や臭いが浄化されていた

腐るのも清まるのもおんなじことだ

資本主義と共産主義くらいおんなじことだ


いったい何者なんだ ....
会社でも私生活でも

情熱や行動は伝わらないことが多い

それを告白されるとき

相手は遠いこころのようだ


津波の第一波がひいてゆく

お互いの残骸が非情だ

あれはなん ....
無理したらつかれちまう

顔のひだりがわが痛い

無理しなきゃ立派になれない

立派になりたい

無理しないで生きてゆきたい

無理してるうちは半人前

顔のひだりがわが痛い

たくさん嫌なこと言われ ....
幸せがたゆとう静かな一日

ひかりは窓硝子ごしに冷たくて

鉄道が遠い音をたてている


ひと時の煩わしさがいやで

本当のことなんて誰も言わない

言いかけた言葉に

取り ....
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
友の自信が揺らぐとき

ぼくの自信は

揺らぐのをやめている

いいかっこしたい訳じゃない

共倒れがさみしかっただけだ

悲しいとこだよ人生は

乗り越えるところだよ人生は


みんなこの身で考えて ....
孤独な19の頃に帰ろう

あの自由に帰ろう

朝の青い町並みに

粗雑な波に洗われながら


痩せたお尻を揺らしてる

悲しくもない

希望だけ開けている

自信もない

だけど謙虚でもない

嬉しい ....
それは冷たいことではない

何がやってこようが揺るがない

それは温かいことでもない

ぼくは遠いこころになるだろう

互いに幸福を見せつけよう


自分の人生だ

愛だ
 ....
鼻かみすぎて

鼻血ながして

なみだの味は

黄砂くさくて

みなみの風は

極ぶとすぎて

同情ほしさに

写メを送って


抱きしめたい

長生きしてな
 ....
あなたがこの世に

肉をまとって現れてくれたから

ぼくはあなたに出会い

そのいのちに懐かしさに包まれていたんだ

ぼくよ、それを、忘れるな!


肉をまとったあなたが

 ....
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ....
看取りは二晩続く。

その二晩が終われば二日お休み。そのあとは三日間通常の勤務。そしてまた看取りだった。

看取り二日目の日はいつも息子は老人ホームで遊んだ。

すっかり人気者だね、

 ....
多紀さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(133)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
絶望なんて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...113-4-13
誕生日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-4-8
離れなかった- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-8
難破船- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-7
春の嵐- 吉岡ペペ ...自由詩2+13-4-7
ぶっ倒れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-4
- 吉岡ペペ ...自由詩413-4-3
緑の風のなか- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-3
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-4-1
鼻血の連動- 吉岡ペペ ...自由詩313-3-30
問いかけ- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-28
満月- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-28
セロリ- 吉岡ペペ ...自由詩713-3-27
お花見- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-3-27
ボクハ強インダ- 吉岡ペペ ...自由詩1213-3-26
安らかに穏やかに- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-26
がんばれ元気- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-25
証拠- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...813-3-23
散歩- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-23
津波- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
半人前- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-3-22
静かな一日- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-22
さくらの野郎- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-3-20
普通だよ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-3-20
帰還- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...113-3-20
旅立ち- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-20
抱きしめたい- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-20
いのち- 吉岡ペペ ...自由詩513-3-19
苦しいときに祈るちから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-18
看取り(6)- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-17

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