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探していた?

なにを?

鉄の味を

どぶのかたちを

骨の軋みを

探していた?


甲州街道に

サンタクロースたちが

冷えた夜を

道行くひとの

 ....
夕日を行く

東京の西の町を行く

選挙でまた

ひとはいっとき

応援する先を替えてゆく


その移り気と盲信のお祭りに

70年まえ

アメリカと戦った日本を見る


夕日を行く

つけ麺ジャイア ....
満月と月に照らされた海面を見ながら若者と話し込んでいた

この若者と話していると月に照らされた海面がとてつもなく愛しく思えてくるのだった

満月が若者で月に照らされた海面がぼくだった

ぼ ....
赤茶けた透明な木々が

大きくて清々しかった

あの清洌の真下を歩く

歩いている

それが紙をめくられるようにちぎられる

ぼくは夢を見ていた

あのひとに昨晩

祖国の秋について話したからだろうか ....
月はあんなに高いのに

その真下しか海は光っていなかった

ぼくがこうやって命を使っても

世界じゅうを照らせないのとおんなじだ

ひかりはこの世の一部分しか照らせないのだ

そのことがぼくを静かにさ ....
ぼくにだれかが運を運んでくる

だれかとは

人かも知れないし

鳥かも知れない

石かも知れないし

木かも知れない

なんであろうと構わない

運とは

なにものか ....
東京の町の端っこが

がんばって光っていた

うまくいかない悲しみも

うまくいってる悲しみも

ゆらり揺られて光って

静かに騒がしかった


地球よ、地球

もっと来い、来い

地球よ、地球


 ....
夜風がやさしく舐めていた

心たちがそよそよと泣いていた

工事現場のような剥き出しの鉄骨

それがライトアップされてオレンジの夜


引きずる車輪の音がする

闇の中に緑のシルエット

ひかりが時間 ....
騙すより

騙されるほうがいい

そんなのうわっつらな人生の

うわっつらな嘘っぱちだ

たとえば散歩の道すがら

地蔵のまえなど通るとき

意識もせずになにをか祈る

気 ....
からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ....
東の空のしたで彼女が孫と祈っている

彼女は自分のために祈ったことがない

だからぼくが代わりに祈り守ってゆく


同じ時間よ

それだけが

欲しかった

同じ空間よ

 ....
健康に関する悩みごとは

当事者にしか分からない

それが悔しくて

ぼくは共に苦しもうと思って

この中秋の月をながめていた


あの輝きが

共に苦しもうとしている姿に

思えたのだ


健康に関 ....
目の前いがいが暗くなる

だから前しか見れなくなっている

暗くなるまえ

目の前いがいが緑色に蝕まれる

緑色は

やがて真っ暗い

闇になって

ありがとう、あなたの声を聞いていた


あなたしか ....
多紀さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(133)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩412-12-18
夕日を行く- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-12-16
切実な場所- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-11-30
あの清洌の真下- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-29
ひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-29
- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-7
地球よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-3
オレンジの夜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-11-3
漂うように- 吉岡ペペ ...自由詩312-10-20
少年世界- 吉岡ペペ ...自由詩1812-10-12
彼女が孫と- 吉岡ペペ ...自由詩1212-10-10
あの輝きが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-10-1
暗闇のなかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-9-30

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