すべてのおすすめ
遊べや遊べ わらしべ一本
わらしべ一本 遊べや遊べ
遊びをせむとや生まれけむ

誰もが一本のわらしべ握り
明日は長者か乞食ぼうずか

種もみの実りを待たずさり
中洲で噛みあう ....
ゆきの降らない冬の日々
吊られたあらいざらしの
Tシャツはふるえていた

それはゆきを待つわたしのように
次第に乾いていく暖かい日差しのなか
磔刑にされしろくしろく待ちわびている

誰 ....
自分が動けば影が動くことを
不思議に思ってしまった少年は
影の、また、影の連なりに戯れ続け

いつのまにか大人と呼ばれるようになり
ふと、空を仰ぐ、影が空に送られていく
少年は空にあり空は ....
近所の魚屋にギターが売られていて
魚屋のじい様、年季の入った海軍御用達の
看板を磨いてぴかぴかにして笑っている

こいつはまた活きのいいギターじゃないか
そういうとじい様は息子が若い頃に弾い ....
すべての川は流れている
すべての故郷の川は流れている
耳を傾けるならその川の流れを
聴くことができるだろう

乾ききった風と砂しか入らない
窓からせせらぎが流れてくる
台所の床をひたして ....
枇杷の実、たわわ、たわわ、と
ふくれた腹をかかえて転がりそうな
夕陽に照らされ景色をゆすって風を
くすぐり、たわわ、たわわ、と

悲しげな
その実に
歯を立て

しごきとる、なぜにこ ....
遠い火をみつめている
どこにいても遥か彼方で
ゆらぐこともなく燃えている

あそこを目指していたはずなのだ
臍の下あたりで、眼球のうしろで
わたしのいつ果てるかわからない
火が求めている ....
忘れられない事を
確かめるためだけに
息継ぎを繰り返すのだろう

(葉桜は永遠に葉桜やったわ)

灰に塗れ肺は汚れて骨肉はさらされ血の流れは遠く故郷のくすんだ川面のような在り方しか出来ない ....
水面の月を一掬い
啜ると泥の味がした
こいつは幻想で幾ら美しくても
血は通っていない偽物だ

僕らは二十歳の頃どぶ鼠だった
灰ねず色の作業着で這いずり回り
朝も昼もなく溺れるように仕掛け ....
もう
陽がくれる

とつとつと
西へ西へと歩んでいくと
孤影は東へ歩み去り

すれちがうのは

ひとつ、ふたつの足音と
みっつ、よっつの息づかい
いつつ、むっつのさみしさよ

 ....
太鼓の皮を破るような
驟雨が駆け足で通り過ぎていった
恐る恐る顔を軒に突き出して
ほっ、とする、お天道さんと
顔を突き合わせて

軒下で菜園の土を破り
アスパラガスの夏芽が
にんまり笑 ....
Dance!Dance!Dance!

押し寄せる刺激的なメッセージに
いつの間にやら頭は痺れ
我を忘れ礼を忘れ時を忘れ
忘れた事も忘れ忘れ忘れて
誰もが誰かに踊らされてる
君も僕も踊っ ....
るるりらさんの帆場蔵人さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わらしべのかげ- 帆場蔵人自由詩4*20-2-14
暖冬のしたで- 帆場蔵人自由詩4*20-2-7
かげおくり- 帆場蔵人自由詩11*19-6-20
魚屋でギターを売っちゃ悪いのかよ- 帆場蔵人自由詩4*19-6-2
それぞれに川は流れている- 帆場蔵人自由詩15*19-5-30
枇杷の実ゆれて- 帆場蔵人自由詩1019-5-22
遠い火をみつめて- 帆場蔵人自由詩11*19-5-19
葉桜の季節に- 帆場蔵人自由詩14*19-4-22
泥の月- 帆場蔵人自由詩2*19-4-17
日暮れをゆく- 帆場蔵人自由詩11*19-4-8
アスパラ- 帆場蔵人自由詩5*19-4-5
Dance!Dance!Dance!- 帆場蔵人自由詩318-12-18

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する