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天国と地獄の門は開かれた

今と未来の狭間に漂う中に突き付けられた

そのナイフ

鋭く胸を抉るのは

君にだけ
与えられた手法であり
思想であった
僕はあの日のように
ひとしずくの水に戻った
水の精に魅了されたピア二ストは健在だった
瀧のごとく
怒涛のごとく
自由に偏在し
現れては消える
彼の日は今に
今は彼の日に
打ち寄 ....
曼珠沙華
いまなき人の
魂を
華に映して
涙ひとすじ
鏡みて
紅ひくしぐさ
垣間見る
震える小指
裏切りの色
静か雨
空を眺めて
肩を抱く
往ってしまった
君の涙か
今日も一日が消えてゆく 君が往ってしまったのは解らなくもない
ぼくと君は銀河を観たね
約束の小指が振えたよ
あまりにも美しい景色の中で
ぼくはまだ生きている
もっと美しい音色を聴かせたかった
でもね
約束だ ....
最近は月を観ていないからかも知れないけれど
ぼくは退屈で何をしていいか解らない
マリィの部屋に行き
琥珀を舐めても
紫煙に沈んでも
何が変わるとは思えない

あなぐらに潜んで夢でもみ ....
秋に煙るサンマの香り

苦手な大根おろし擦る恐ろしさ

今年のサンマは当たりかハズレか

漁業権にサンマが青く踊る

スダチを絞る指先の香り
きらめく光の旋律

今宵に響く新鮮さ

ソナタが美しく香る音曲

究極に愛する想いの凝縮楽

旋律が奏でる往復書簡

トッカータとフーガに心騒めく
墨染めの
闇に漂う
残り香に
彷徨いながら
誰か名をよぶ

酔い酔いて
三千世界に
遊ぶわれ
伽羅を抱きしめ
明日を占う

沈みゆく
夜中の遊び
限りなく
我をわすれ ....
白檀に
衣を焚き染め
今日もゆく

眼を閉じて
鼻をくすぐる
ハムエッグ

トーストと
立ち食い蕎麦を
較べたら

夏空に
食欲失くし
庭をみる

あと二日
頑張 ....
月の昇らぬ砂浜に
唐紅の空眺め
忘れた歌を想い出す

衣を染めた白鳥は
空ろな波に身をまかせ
帰る棲家を知らぬよう

ほつれた髪は風に散り
軋む素足は地に呑まれ
潮にこうべを晒 ....
いまは亡き
父母の遺影に
重なった
ぼくの頬笑み
瞳に映る

妹の
心音はかり
数かぞえ
医師の言葉を
静かに聞いた

胃を失くし
真先に往くと
言い放ち
姉だけ残る ....
寂光の
夢みて
今宵も沈む

のべられた
布団のつめたさ
心地よい

いまひとつ
琥珀をあおぎ
ねむりつく

やすみつく
しとねの綿が
肩を抱く

眠れない
夜が漂い ....
癒えた夜
様々想い
明日をみる
しばらくの時
楽しむいまは

たどたどと
伽羅を取り出し
香り聞く
今宵の痛み
忘れるために

甘苦い
香りに漂う
楽しみは
はじめて ....
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み

窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影

てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
 ....
朝焼彩茜色さんのレタスさんおすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トッカータとフーガ- レタス自由詩515-9-20
水守- レタス自由詩315-9-20
散華- レタス短歌315-9-19
紅蓮- レタス短歌115-9-19
秋雨- レタス短歌115-9-17
_- レタス俳句115-9-16
カムパネルラ- レタス自由詩215-9-6
休日- レタス自由詩615-9-5
サンマ- レタス俳句315-9-5
バッハ- レタス俳句1*15-9-5
眠れぬ夜に- レタス短歌3*15-7-18
朝の匂い- レタス俳句115-7-15
浜辺- レタス自由詩5*15-7-12
残された者- レタス短歌3*15-7-11
おやすみ- レタス俳句2*15-7-11
香り酔い- レタス短歌2*15-7-11
銀の雨- レタス短歌2+15-7-7

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