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砂糖の角を削る
わたしはわたしに必要な分だけ
あなたからあなたを削る
2月も終わる
灰白色の曇り空
こころが痺れている
悲しくて
目や胸や膝が痺れている
青い空がある
それだって永遠じゃない
繰り返されている
だから生 ....
黄身が男性で例えば異性にモテたいなら
しろ美がナオンで
コンケツたいしーで
....
祈る
光が俺を通り過ぎていった
俺の祈りはあまりに浅くて
命をたぎらせても
感謝に沁みても
透明人間のままだった
喜びの笑み浮かべても
なんだか形だけだった
....
拳のなかで
石は砕けて粉と散る
返す言葉はどこにもなくて
....
ガラスだった
熱ければ溶けて
寒ければ縮んだ
落とせば割れるし
転がせばすぐ傷がついた
でもガラスは
中学のときかさばるし重たかったから
よくわざと教科書 ....
みんな
しんでいる
たのしそうに
しんでいる
いきものを
ころしてたべて
それでもなお
しんでいる
僕はいつもわからなかった
きっと 自分を失うことから 逃げてきたのだ
僕は そうして いつも 立っている
今日も この ぼんやりとした地の上に
生まれてきたから
生きている
死ぬ理由もないから
生き続けるだろう
過失や
嘲笑の恐怖に
おびえながら
ひとの顔や
ひとびとの声に
おののきながら
しかもなを
五感を ....
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