すべてのおすすめ
人生は足りないものばかりだが
僕はどこで誰に足りなくなるのだろう

人生は余るものもあるのだが
誰があまるんだろう

あまるものなんて無いはずなのに


軟体動物が線虫がそして僕が
 ....
柔らかさ強さと一緒にまとめ買い

遠くには港もないけど筏船

胆石を患ってから知る臓器

美輪さんの美に酔いしれて酔いつぶれ

マイ・ギター埃の積もりて音もせず

わすれたころに君 ....
鉄格子越しに見える空は
いつも哀しい程蒼い

罪人には空が無いのだ
空虚な自分と向き合っているだけなんだ

時々差し入れられるちょっと冷めた食事は
少しだけ生きている実感を与えてくれるの ....
F1のアイルトン・セナが大好きだった。

どんくさくてもスピードに憧れた。

漫画のバリバリ伝説がすきだった。

僕は何であるのか尾崎豊と共に走り始める自分は何なのだろうか

15の夜 ....
ひとは知らずに響きをのこしてゆく

希望の響きばかりではないが
きみが生きた証だと信じている

それは言葉の流星群となって
僕の夜に降り注ぐのだ

そして花火のように弾けて燃えつき去っ ....
僕たちはなんのためにボブ ディランを
きいてきたのだろう

少なくともこのユダヤ人の歌は
娯楽ではない

でもトークブルースとしては
とても素敵だ

NHKで放映されたドノバンやジョ ....
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

 ....
人の不幸の上には幸せは成り立たないこと

ガツガツしているといつもカスばかりつかんでしまうこと

しまいにはまわりも巻き込んでしまうこと

快楽は苦しみの原料であること

子供のためと ....
僕たちは夜を旅する
孤独にむかって囁き続けるナイトバードなんだ

代償なんてありはしない
ささくれを癒す為に空を飛んできた
まぬけなオウムの類だが

ちっともいいことなんてないって言いな ....
子供はめんどくさい

紙おむつも高いし生活費がかさむ

でも先生なのだな


問いかけることを忘れて
処世に汲々としているぼくたちを
ときどき修正してくれる
大切な生き物だ

 ....
雪なんて当たり前だった幼い頃

道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ

一階はすべて雪の壁だったこと

なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで

物流の届かない ....
あたいはしがないエレベーターガール
箱に入って一日上がったり下がったりしている

こんなんじゃ彼氏だってできやしない

あたいは孤独なエレベーターガール
人件費削減の為に
近々箱を追われ ....
燭台のともしびに羽虫の燃え尽きるように
夕陽を沈ませてはならない

銀色のリングのような月を黙って見送ってはいけないのだ

彼女の涙を数えてはいけない
きっとすぐに溺れてしまうだろうから
 ....
永遠の生命ってよくSF
なんかに出てくるが退屈だろうなっって思ってしまう

もちろん駄作でも良いから
詩みたいなものを書こうとも思わないだろうし

有限な物の限界を嗤っても
生命の実感は ....
なんでこんな夜中に書いてるんだろうとつくづく自分を馬鹿だと思う。

トルコのセダトとムスタファがけっこう好きだった。
日本の大証上場をうたい文句の中企業で一緒に現場をやっていたのだが
さすがに ....
人がいないことのかなしさ
戻ってこない哀しみがおおう

巻貝の自由だってもうちょっとましかもしれない

ただ居ても伝わらないかなしさが一番だったかもしれない

いつも人を否定しながらそれ ....
強さとは野蛮とは何

研ぎ澄まされた刃で誰を斬るのか

姑息な闇はもういいとおもった

死がもたらすものの方が正直だと

首を刎ね八つ裂きにしても僕は生きるのだろうか

キンメリア ....
大好きな人よりも本当は
お弁当の方が好き

はっきり言ってももちろん愛は消えないさ
僕の方のね

でもさ愛がはっきり確かめられるんだ
たとえ見栄え悪くてもね

おかずはいいさはっきり ....
会社の発送所に荷物がいっぱいでフォークリフトも空いてないし
積むのを諦めて明日にまわす

帰りにブックオフによって金魚屋古書店のコミックを買った
105円のコーナーだからきわめて安上がりなクリ ....
良い人は扱いやすさで軽んじられる
良い人は時に利用されて捨てられる
良い人はもてない分だけ深みが増す

男女交際において
良い人という呼称は決定的なダメージの象徴だが
良い人が好きだ

 ....
僕はだれにもあいたくはなかった
きみいがいのだれにも

僕にはうたさえなかった
でもちんもくにもたえきれずに
ことばをさがしていた

絶望なんてぜいたくななやみだった
くうきょよりはま ....
彼はどちらかといえば
常識的な犬であった

子犬の時代には無邪気さがそのまま
天衣無縫な彼らしさとして愛された

けれど訓練士によって人間の基準を
与えられた代わりに彼は常識的な成犬にな ....
フレドリック・ブラウンの死にいたる火星人の扉という創元社の文庫本
推理小説だが
彼には火星人ゴーホームという超絶な作品もある

火星年代記というレイ・ブラッドベリの名作

火星の赤い砂はア ....
いっぱい有りすぎて涙も出ないのさ
彼女に子供ができてでも僕に仕事が無いこと
あるいは仕事はあってもやつらとうまくやれないこと

詩の題材ならいいが現実は
どこにでも有る歌の通りだ

ぼく ....
美しさがある見えない糸の整列にあるなら
その糸の端っこをちょっと引っ張ってみたい

その僅かなゆるみが美しさを引き立てるのだろうか

謎解きが残された人生が美しいように
言い切らない余韻も ....
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ではなくて
ごめんなさい

せめて日英共同開発のあんぱん機関車トーマス号で

春野を親子で車窓の旅のどかなひととき

まさかこの写真じゃ
お ....
かろやかな韻を踏んで彼女はやって来る
きせつのすべてを引き連れて
草原や潅木の露をあつめたりミツバチたちと
あかしやのはちみつをつくるんだとか

神殿の壁はまだひんやりとして小さな蛇がやすん ....
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている

食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない

子供た ....
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる

ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ....
愛という甘美な束縛に身をゆだねることで
ひとはみずからくるしみを選ぶのかもしれない

虚ろな自由よりは五感を満たす快楽が
存在の証となることを
本能的に知っているのかもしれない

国が侵 ....
石田とわさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(142)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
足りないもの- 梅昆布茶自由詩1313-2-16
たまには俳句- 梅昆布茶俳句9+13-2-14
牢獄からの便り- 梅昆布茶自由詩913-2-13
イージー・ライダー- 梅昆布茶自由詩8*13-2-9
響き- 梅昆布茶自由詩24*13-2-5
ボブ・ディランの肖像- 梅昆布茶自由詩23*13-2-3
夜に浮かぶ光のように- 梅昆布茶自由詩2413-1-29
単純な原理- 梅昆布茶自由詩613-1-26
ツアー- 梅昆布茶自由詩2013-1-23
子供の詩- 梅昆布茶自由詩2013-1-20
雪の日に- 梅昆布茶自由詩21+13-1-15
エレベーターガールの哀しみと- 梅昆布茶自由詩15*13-1-12
ストレンジデイズ- 梅昆布茶自由詩1013-1-11
神様- 梅昆布茶自由詩913-1-8
世界- 梅昆布茶散文(批評 ...813-1-7
空白- 梅昆布茶自由詩913-1-6
バーバリアン- 梅昆布茶自由詩1313-1-4
お弁当ってとっても- 梅昆布茶自由詩2013-1-3
金魚屋古書店のクリスマス- 梅昆布茶自由詩26*12-12-25
良い人- 梅昆布茶自由詩19*12-12-21
あいびき- 梅昆布茶自由詩1312-12-12
自殺志願の犬- 梅昆布茶自由詩812-12-7
火星の銀色の月- 梅昆布茶自由詩2112-12-2
上手くいかないこと- 梅昆布茶自由詩1612-11-9
見分けるちから- 梅昆布茶自由詩2312-11-8
菜の花まつりにて- 梅昆布茶携帯写真+ ...10*12-6-27
彼女- 梅昆布茶自由詩1212-5-27
買い物- 梅昆布茶自由詩2412-5-8
言葉の旅人- 梅昆布茶自由詩1812-5-3
卒業- 梅昆布茶自由詩13+12-4-30

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